多くの人は、成果を出している人を見ると「才能があるから」「特別な能力があるから」と考えがちです。しかし実際には、一流と呼ばれる人たちほど地味な習慣を大切にしています。メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』の著者であり、経営コンサルタントで関東学園大学で教鞭も執る菊原さんは、結果を出し続ける人たちが実践している「仕事を楽しむための儀式」と、その意外な効果について考えています。
結果を出す人、一流の人たちが密かに行っている習慣
今やっている仕事、営業活動に関して
「楽しくて仕方がない」
「この仕事に誇りを持っている」
と思っている。
こんな人は間違いなく結果を出している。
「この仕事が好きだし、天職だ」
そう胸を張って言える日ばかりなら最高だ。
しかし、現実はなかなかそうもいかない。
思うように数字が上がらなかったり、お客様から厳しい言葉をいただいたりすれば、「この仕事に向いていないのだろうな・・・」と落ち込むもの。
仕事に行きたくない日もあれば「いっそ辞めてしまいたい」と心が折れそうになる日もある。
こんな日に「私はツイている。いいことがある」とモチベーションを無理やり上げようとする。
そんなことをすれば「空回りして余計に疲れてしまう」というものだ。
結果を出す人は無理をしない。
自分に嘘もつかない。
結果を出す人、一流の人たちが密かにやっていることがある。
それは「仕事を楽しむための儀式」をもっているということ。
無理にモチベーション上げるのではなく「静かに楽しみをかみしめる」という感じ。
これをゴルフの例で説明する。
私のゴルフ仲間に「こんな人になりたい」というゴルフをする人がいる。
常にスコアが安定しているのはもちろん「メンタルも安定している」という感じ。
ミスしても慌てない。
キチンとリカバリーしてピンチをチャンスにする。
なにより楽しそうにゴルフをするのだ。
その人がやっている習慣がある。
・ゴルフ前にコースに合わせてボールを選ぶ
・ボールに線を引く
・ラウンドから帰ってクラブをきれいにする
・その際、今日のラウンドを振り返る
などなど。
やれそうで、なかなかできないこと。
その人は「前の日の準備や手入れをしている時が一番楽しい」と言っていた。
私はその一言を聞いて「本当にゴルフを愛しているんだな」と、心の底から納得した。
準備やメンテナンス。誰に強制されるわけでもない。
ましてや「スコアを出すための作業」としてやっているのではない。
ゴルフも好きだし「準備やメンテのプロセス」そのものを楽しんでいる。
このような「スタンス、道具への接し方」こそが、結果を出し続ける人の共通点になる。
野球に詳しくない人でも「イチロー選手が道具を大切にする」といった話は知っているだろう。
イチロー氏は試合が終わった後「グローブやスパイクを、自らの手でピカピカに磨き上げる」という習慣を続けていた。
結果が出ない試合が続けば「球場からすぐに立ち去りたい」と思うもの。
しかし、イチロー氏はどんなにダメな結果に終わったとしても、そのルーティーンは欠かさなかった。
それは道具に対する感謝。
そして「自分自身の心を整える」という儀式でもあったはずだ。
本当に野球を愛している人、試合だけではなく「道具を磨く」という瞬間にも喜びを感じる。
こんな人に野球の女神が微笑まないはずがない。
だからこそあんなにすごい偉業を成し遂げられたのだ。
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