湯呑みの底を見れば分かる。旨い寿司屋、ダメな寿司屋の見分け方

 

おしぼり

おしぼりから臭いが無いか、今では少なくなりましたが、雑巾の臭いがするおしぼりを出すお店がまだまだあります。ある程度高価なお店では、おしぼりは袋に入ったままでは無く、袋から出した状態で提供すべきです。

寿司は、素手で食べるのが基本であるので、おしぼりは衛生的で無ければならないのです。

寿司は手で直接食べるべきと思っています。指で直接しゃりに触れる事でしゃりの温度美味しさが指先から伝わってくるのです。

しかし、寿司以外に刺身、つまみを食べるときには箸が必要です。箸は、しっかりした割り箸であるべきです。洗浄して使用出来るリサイクル箸を使用しているお店もありますが、しっかりした割り箸は、日本文化の一つと私は思っています。

ここから大将との会話が始まり、美味しいお寿司を食べる事が出来ます。

いままで解説してきた事が一つでも満足出来ない時には、席を立たれる事をお勧めします。もし、そのお寿司屋さんを育てる気持ちがあれば、会話の中でさりげなく注意をするのもいいかもしれません。チェーン店であれば本部にメールを出すのもお勧めです。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 河岸宏和(食品安全教育研究所 代表) 【発行周期】 ほぼ 週末刊

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