この他にも、最初の従業員になったSNS上のファッション・カリスマでもあるAmeliaへのインタビュー箇所に、最新トレンドを、例えば、タンブラー(Tumblr)でキーワード検索して調べるのが得意で、例えば、
「原宿(Harajuku)ってタイプして調べるの」
<原文>
Amelia says she’s “really good at key words.” For instance: “I’ll type in Harajuku [into Tumblr]
などと詳しく紹介している。
この特集は、記事全体を通じ、現在のアメリカで、日本の文化やポップカルチャーが、どれほどお洒落なものと認識され、特に、最先端トレンドを追いかけている若い女の子たちに憧れられているかを分かっていないと、書いてある内容の意味が分からない人も出てくるんじゃない? って感じに仕上がっている。
そう言えば、記事のサブタイトルにも「絵文字」が入ってるし。
今や、絵文字は世界に広まり、英語でEmojiで通じる時代になっているというのは、以前、お伝えしたとおり。
〔ご参考〕 ●絵文字はEmojiへ。世界各国で一番使われる絵文字ランキング発表
実に、興味深い。
こういう記事が、別に日本文化の話題じゃなくて、最先端トレンドの1つでもある注目の女性IT起業家の特集として、「ニューヨーク・マガジン」のような伝統のある、おかたい雑誌に普通にこんな感じで掲載されるようになってくるとますます、米国内での日本文化や日本のポップカルチャーに対する考え方にも、好意的な影響が出てくるだろう。
あと、もしかすると、
「ニューヨーク」
「IT」
「女性」
に加えて、「日本」(日本の文化やポップカルチャー)を主要キーワードに加えられるようなことを、何かしら上手く仕掛けられると、今後、アメリカでは、より多くの人々の興味や関心をひきつけることもできるようになってくる…気もする。
image by: shopjeen.com
『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』 より一部抜粋
著者/りばてぃ
ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。
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