人生100年時代とも言われる今、シニアと言われる年代になっても積極的に恋愛を楽しみたいもの。とは言えなかなか中高年世代へ向けた「指南書」にはお目にかかれないのも現状です。例えば意中の異性とのデートが実現した際、どのように振る舞えば心を掴むことができるのでしょうか。今回のメルマガ『ミドル&シニアの「官能デート」を楽しむ方法~~中高年の恋愛性愛はこんなにもエロティック~~』では「恋愛歴50年」と語るプロフェショナルライターの安藤智子さんが、自身がドキッとさせられたテートテクニックを紹介。男性が使えば百発百中という技をレクチャーしています。
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初デートのステップ2 道でタクシーを待ちながらサッと手をつなぐ
「どちらかというと好き」という心理状態にある人を、「好き」「すごく好き」の状態へと誘導すること。
そして「さわってみたい。寝てみたい」と思わせ、それとなくOKサインを出すことにより、相手に自信をもって実行モードへ移行してもらうこと。
それがデートをする目的でしょ、という話を続けたいと思います。
今回は、主に男性の側に役立ちそうなデートテクニックをご紹介しますね。
男女ともに使えるテクニックですが、私が思うに、女性よりも男性向きです。
こんなワザ、私はとても思いつきません。
ですから、かつて一度たりとも使ったことがありません。
このワザを仕掛けられて初めて知ったのですが、これは百発百中、デート相手の女性をドキッとさせ、ハートをつかんでしまいます。
店を出る前に電話でタクシーを呼んではダメ
食事をしながらお酒を飲み、会話も弾んで雰囲気が盛り上がると、「もう少し飲みたいね。2軒目、行ってみる?」となりますよね。
彼女に考える暇を与えず、2軒目として想定している店に電話をかけて、「今から行くよ。席とっといてね」と彼女に聞こえるように言ってみてください。
有無を言わさぬ強い調子でよいと思います。
彼女のほうでも「もう少し一緒にいたい」と望んでいるなら、文句が出ることはないでしょう。
あとのことを考えると、「わたしはどっちでもよかったんだけど、強引に誘われちゃったから」と言い訳が立つので、むしろありがたいと思うでしょう。
ですから、男性のあなたは堂々と振る舞い、意気揚々と2軒目を目指していけばよいのです。
ただここで気をつけてほしいのは、今いるお店の人を呼び、「タクシー1台お願いします」と言ってはダメ、ということです。
また、彼女がやや難色を示し、「残念だけどわたし、今日はこれで失礼しなきゃ。ええ、そう仕事なの。明日の準備をしないといけないのよ。ごめんなさいね。もし次回があるなら、そのときは2軒目行きましょう。カラオケなんかもいいかもね」と、好意をほのめかしながらも帰り支度を始めた場合も、「それじゃ、タクシーを呼ぶから乗ってって」などと気を利かせないこと。
あなたがやるべきは、まず店の会計を済ませたのち、彼女を伴って店を出て、道でタクシーをつかまえるために彼女と並んで立つことです。
なかなか空車がなくてもいいんです。
むしろ、そのほうが好都合です。
タクシー待ちをするときは、彼女が自分のすぐ隣に立つように仕向けてください。
「そこは道幅が狭くて危ないから、もっとこっちに来て」というように、その場の状況に応じたエスコートが求められますね。
どうしても離れた位置になってしまうなら、自分のほうから彼女に近づくのもよいと思います。
「これから行く店、○○町っていうところにあるんだけどね」とか、「今日はありがとね」とか、「明日の仕事、うまくいくといいね」とか、ちょっと言いたいことがあるのでそばに寄ってきた、というふうを装えばいいんです。
肝心なのは、ふたりが並んで立ち、手をつなげる距離まで近づくことです。
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