ホリエモンvs藤沢数希ぶっちゃけ対談 第2弾「俺ならココに投資する」

 

堀江 僕は今投資すべき所って「遊び」だと思うんですよ。で、色んな所の「遊び」のビジネスに投資をしていて、その延長線上にJリーグのアドバイザーもやってる。今後人間はどんどん暇になっていくじゃないですか。工場で働いてたりとか、コンビニのレジ打ちの人とか未だにいるけど、あれは絶対無くなる仕事。ドライバーとかも無くなるんじゃないですか。多分20年後とか公道を人間が運転するの禁止になると思うんですよ。

藤沢 安全性を考えたら、なって欲しいですね。

堀江 なると思う。僕はそれ位大胆な改革、例えばシンガポールとかやってくると思う。

藤沢 僕は自動運転システムの研究開発を見ていて、こんな儲からない分野にGoogleとか沢山お金を出して凄いなって思ってたんですけど、あれって考えてみると、自動運転のプラットフォームを握ったら、いまある道路が全部線路として見なせる鉄道会社になるということに気がついて、それってすごいなと思ったんですよ。既にある道路のインフラに全部タダ乗りできるかもしれない。

堀江 車の数ってすげー劇的に減ると思うんですよ。駐車場が要らなくなるでしょ。だって車がいつもその辺走ってるわけだから、乗りたい時に乗れば良い。すると、今までつまんない労働してた人たちが、しなくてよくなる。そうすると暇になるでしょ? 暇になったらやっぱりエンターテイメントに行くんですよ。

藤沢 暇つぶし産業ですね。

堀江 暇つぶし産業が一番儲かるんで、暇つぶし産業に今から先行投資をするっていう。だから、スポーツなんてコンテンツの王様ですよ。なんだけど、例えばサッカーの試合とかでも全くそういう努力とかされてないんですよ。僕、スタジアムに行ってこの間も話してたんですけど、スタジアムってつまんなくないですか? と思ったわけです。全然知らないチームの試合とか見に行ったら、誰が何をやってるのかさっぱり判らないから、楽しめないんですよ。なんか家でテレビ見てた方が良いじゃんみたいな気持ちになる。テレビなら解説とかしてくれるじゃないですか。だから、ああいうのも、今だったらLEDのパネルとかめちゃめちゃ安いから山ほど設置して、スタジアムに行っても誰が何やってるのかとか解説とかタップすると出るようにして、わかるようにしたら、全然変わると思うんですよ。スタジアムに行く意欲が出てくる! っていう様なことを話しても、スタッフはみんなポカーンなんですよ。結局、臨場感以外の楽しみないですからね、スタジアムって。

藤沢 これからどこの暇つぶしエンターテイメントが出てくるかっていう点からも、数打たないとダメですね。

堀江 だから、僕は今マイナースポーツとかよく見てるんですよ(笑)。

藤沢 堀江さんは、本当に守備範囲が広いんですよね。

堀江 ええ。

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― 約束の時間を大幅にオーバーして、非モテコミットから未成年問題、AmazonやFacebookの分析から未来の投資候補まで多岐に渡った実りの多い対談は無事終了。次の機会を約束して、堀江さん、藤沢さんは颯爽と六本木の街に消えていったのでした!

※今回掲載した2倍以上のボリュームで、「これからは素人革命の時代だ!」という必読テーマを含めた“対談完全バージョン”は堀江貴文藤沢数希ご両人の2015年9月のバックナンバーをご購入頂くと読むことが出来ます。

 

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