以前掲載の「田原総一朗氏が暴露。安倍首相「改憲する必要なくなった」の衝撃」の中で、「米国は日本の集団的自衛権行使を求めているのであり、自国が作った憲法改正には反対の立場」と記した無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係研究者の北野幸伯さん。ところが読者の方から「米国の指導者層は日本の憲法改正に肯定的で、改正しないのは危険と考えられているという意見もある」とのメールが届きました。これに対する北野さんの見解は?
アメリカは、憲法改正支持に転じたのか?
読者のYさまから、こんなメールをいただきました。
北野様
いつもロシア政治経済ジャーナルを拝読しております。貴重な情報と独自の視点をありがとうございます。
ところで、日本の憲法改正について以前に、「米国は反対しているから無理に進めなくてもよい、憲法改正しなくても集団的自衛権を行使すれば十分…」というような趣旨のご発言があったと記憶しております。
しかし最近、産経新聞の古森義久さんのインタビュー動画を拝見していたら、米国の指導層は共和党も民主党も日本の憲法改正に肯定的で、むしろ改正しない方が危険との意見でまとまってきたとの情報を得ました。たとえば、チャンネル桜の「日いずる国より」という最近の番組で中山恭子さんとの対談でそのように述べています。
● 【日いづる国より】古森義久、アメリカから見た場合の日本国憲法[桜H29/10/13]
この問題について最新の御見解を記事にしていただけないでしょうか? よろしくお願いします。
お答えします(古森先生と中山先生の動画は、必見です!)。