輪番制は危険。マンション理事長は適当に選ぶと後で痛い目に遭う

 

理事長という立場を手に入れれば何でも自分の思うようにできると思い込み、理事長になりたい人はやはりいるんですよね。そして、「解任」というのは、その人にとって、自分が否定されたことであり、絶対に納得いかない…ということも想像がつくことです。その怒りが、裁判で争うということにもなるのです。そして、そういう訴訟は、その管理組合にとって、想像を絶する負担になります。

やはり、理事長は慎重に選ぶべきだと改めて思います。理事候補についても、機会的な輪番でも立候補でもなく、推薦者が必要ぐらいのルール化は必要なのかもしれません。特定の人を総会決議で排除するより、推薦者が集まらないので結果的に候補になれないという方がまだ、軋轢が少ないのではないでしょうか。

経験談をお寄せいただき、たくさんのことを考えさせていただきありがとうございました。

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【著者】 廣田信子 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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