なぜあの営業マンは「タメ口」なのに売りまくることができるのか

 

まずは、真似をする対象(売っている人)の接客を受けることです。普通にお客様としてでもいいですし、同じ職場の方なら、ロールプレイングなどで接客してもらうのも一つの手でしょう。そうすることで、真似したいと思う部分がどんな風に実践されているのかを身をもって体感することができます。

体感ができれば、いきなりタメ口にはなっていなくて、どこかのポイントで親しくなっているんだなとか、こんな質問をしているからああいう提案ができるんだなとか、背景まで見えるようになってきます。

そしてもう一つは、自分も練習すること。これこそ、ロールプレイングなのですが、実際のお客様ではなくて、同僚や家族などにお願いして、練習をすればいいんです。そうすれば、生のお客様の声をノーリスクで聞けるわけですから、どこが良いか悪いかがわかります。引いては、背景の理解につながってくるのです。

これをしないまま、いきなりお客様を練習台にしてしまうと、先述したようにお客様を不快にさせてしまう可能性が高くなります。

自分にうまく真似できるセンスがあるならそのままやってもいいかもしれませんが、自信を持ってそう言える人は稀でしょう。だったら、まずは上記の2つをやってみてそこから吸収していけばいいだけです。

今日のおさらいです。

  • 真似をするなら、背景まで理解してやる。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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