トヨタでさえ焦っている。100年に一度の大変革時代を生き抜く方法

 

だから「『大変革』時代の神様」に、まず気に入られなければなりません。「『顧客』という神様」の尽きせぬ「欲求を先取りして「変化」を「機会」だとして、満たされざるものを満たすようにより良い『効用を創りだして提供する。それを続けなければなりません。とにもかくにも感じて考えて変化する、しなければ衰退が待っています。運よく「運命の女神」が寄り添ってくれなければ、ことはなりません。

ところがですが、自社が提供している『効用』を自覚されていますか。自社の「ターゲットとしている顧客は誰か、自社は「何のために存在しているのか」を認識されていますか。ここのところを心して自覚・認識されていなければ、よって立つ地盤がなく、よりよく神様とお付き合いする術を持てません。

およそ「事業」を行い「収益」を得ている限りにおいては「うちの会社は、何の役にもたっていないだろう」ということなどはないでしょう。もしかして意に沿っていないとしても「正業」で対価を得られるというのは驚異なことであると思えるのです。その意味するところの本質を知ることは「マネジメント」するための「肝」のところであって、かつ神様たちとの結びつきの基盤です。

トヨタの場合はどうでしょうか。それは「『をつけて呼んでもらえるモビリティをつくる」ことだとし、究極的にはすべての企業んも共通項ともなるのですが「人に自由と楽しさを提供する」だと表現しています。

image by: TOYOTA / トヨタ自動車株式会社 - Home | Facebook

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戦略経営のためには、各業務部門のシステム化が必要です。またその各部門のシステムを、ミッションの実現のために有機的に結合させていかなければなりません。それと同時に正しい戦略経営の知識と知恵を身につけなければなりません。ここでは、よもやま話として基本的なマネジメントの話も併せて紹介します。

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【著者】 浅井良一 【発行周期】 ほぼ週刊

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