五輪を政治利用する韓国と、北に翻弄される文在寅大統領の末路

 

南北はパラリンピックでも合同入場することが決まりました。これはパラリンピック史上、初めてのことです。しかし、こうやって北朝鮮をオリンピックに組み込ませることで、逆に韓国は足元を見られるようになってしまいました。

平昌パラでも南北が朝鮮半島旗で合同入場へ IPCが決定

おそらく、五輪開催中も北朝鮮側は選手団の引き揚げなどをちらつかせて、韓国側を揺さぶってくることでしょう。

自ら一方的にのめり込んで自滅するのは韓国のお家芸です。朴槿恵政権時には、中国へ傾斜を深めたことで、THAAD(高高度ミサイル防衛システム)問題で中国からさんざん経済的な嫌がらせを受けてしまいました。

慰安婦問題では何度も約束を反故にしたことで、日韓スワップの再交渉すら開かれない状態です。

文在寅大統領の従北姿勢によって、今後、北朝鮮に翻弄されていくことは目に見えています。

これまでも本メルマガで解説してきましたが、文在寅氏はかつて盧武鉉政権時、国連の対北朝鮮人権決議案に対して、北朝鮮に韓国の取るべき態度を「お伺い」し、その結果、韓国の棄権を主導した過去があります。それほどの従北派ですから、北朝鮮の顔色ばかりみています

平昌オリンピックでの北朝鮮との合同チーム結成も、文在寅大統領の提案であり、これによって北朝鮮への国際社会からの制裁を緩めようという目論見がミエミエでした。

もともと文在寅氏の両親は北から逃げてきた「脱北者」ですが、にもかかわらず、これほど北朝鮮に迎合するのは理解不能です。「文在寅は北による朝鮮統一を望んでいる」とまで言われるのも当然でしょう。

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