「猫の手」も借りてみる?個人商店だからできる客の集めかた

 

あるクリーニング店が運営するコインランドリーの事例。コインランドリーは暗い、待ち時間が長い、という理由から、利用者がなかなか増えない状況が続いていました。そこでこの会社は、カフェを運営する会社と提携し、複合型の新店舗を開店させたのです。コインランドリーの横にカフェがあり、自由に行き来できるようになっています。

カフェがあれば、待ち時間に退屈することもなく、雰囲気も明るくなります。カフェがあることで、女性の利用も増えます。クリーニング店の問題点だった「待ち時間」「暗い雰囲気」を、コラボによって見事に解決したのです。

カフェにとっては、「時間潰し」や「なんとなく」という、曖昧な来店理由ではなく、「クリーニングに行かなくちゃ」という明確な理由をひとつ増やしたことになります。これにより、双方の集客力が高くなるということです。

自店の弱点を他店に補ってもらえば、できないことを悩み続ける必要がなくなります。他の事例としては、「コンビニとドラッグストア」「コンビニとフィットネスジム」「商品構成の違うハンバーガーショップ同士」「ドーナツ店とハンバーガーショップ」などがあります。

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