人気商品に魅力を感じない客の買う気がUPする「魔法の一言」

 

そのポイントとは、範囲を限定することです。どの範囲での人気商品なのか、範囲を限定することで、単なる人気商品という伝え方も、魅力が変わってくるのですね。実際に言葉にすると、わかりやすくなります。

「こちらの商品は、人気商品なんですよ」

というフレーズではなく、

「こちらの商品は、“〇〇が好きな人からは”とても人気商品なんですよ」

というような伝え方です。

このフレーズですと、“〇〇が好きな人からは”の部分が、範囲を限定していることになりますね。

例えば、デニムパンツを例に挙げると、

「こちらのデニムは、今人気なんですよ」

ではなく、

「こちらのデニムは、デニムにこだわりのある人たちから、とても人気の商品なんですよ」

といった伝え方になります。

伝えることは、同じ『人気商品』ということなのですが、印象がずいぶん違うと思いませんか? 単なる人気商品というだけよりも、グッと商品への興味が高まってくるはずです。

範囲を限定することで、よりリアルな言葉になり、どんな範囲で人気なのかがわかることで、“人気の質”が高まっているのがわかると思います。こういう伝え方なら、比較的楽に、オススメのフレーズが使えますよね。

そうなる理由の、もっと細かいところまでお伝えしたいのは山々ですが、さすがに長くなりすぎるので、今回はこの辺で。ひとまずは、範囲を限定した伝え方をしてみてください。お客様の反応が必ず変わってくるはずです。

今日の質問です。

・自店なら、どんな範囲を限定したフレーズが使えますか?
・実際に、そのフレーズでどう感じるかを誰かと練習して確認してみましょう。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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