学校と教育委員会の連携的隠蔽
このユニフォーム事件で、Aさんは、顧問教諭に質問をした。
「なぜ、同じ番号にしたのか?」
それに顧問はこう答えている。
「あなたが確認できる状態ではなかったではないですか!!」
いじめに遭い、様々なものを奪われて、大変な状態であったAさんが勇気を振り絞ってした質問に、まるで、いじめで苦しんでいることが悪のように顧問は捉えていたのである。学校長もこれには大きく関わっているが、自らの責任は認めつつ、顧問教諭がかわいそうだと発言している。
こうした対応のミスは、いじめの被害を拡大し深くしてしまった。学校としては隠したい事実となってしまったのだろう。二次被害の状態になったAさんに顧問教諭はこう吐き捨てている。
「今後は、教育委員会と話すことはあっても、あなたと話すことはない。教育委員会から話していけないと言われている」
教育委員会はすでにいじめ事件として介入を始めていたから、顧問教諭が自らの責任を逃れるために、教育委員会をスケープゴートに使うにしてはあまりにお粗末である。
続編へ
上記まではほんの一部の被害に過ぎない。Aさんは未だにいじめの被害を受けながらも、懸命に学校に通っている。「伝説の探偵」では、このいじめ問題を今後詳細に調査を進め、Aさん救済と真実の追求を行うことに決めた。すでに認定を進めているいじめ行為の数々は証拠保全に入っている。
編集後記
もしも、本日の伝説の探偵を読み、酷いと思った方。これは被害のうちのほんの1つに過ぎません。被害者はもっと酷い仕打ちを受け続けています。そして、この地域、県ではこれが許されている実情があります。
県教育委員会もこのいじめでは、隠蔽に関わり、いじめに蓋をしようと躍起になっています。そして、加害者を保護し、野放しにして、学校教員へは被害者へのフォローを拒ませています。
これについては全て書くと、とんでもない長さになってしまい、事案理解が難しくなってしまうところがあるので、今日はほんの一部、関係者に争いがない事実のみを記しました。
実際のいじめ問題、どこかまともな組織が1つでもあれば、ここまで酷いものにはならないのです。教育委員会の存在意義とはなんでしょう。いじめ問題に関わっていると、1つでもいい、一人でもいいから、まともな判断力、子供を守ることを全ての前提における人物がいたら、そう思います。 (つづく)
image by: Shutterstock.com