ホテル側はココを見る。客室をアップグレードしてもらえる基準は

 

これら以外には、

  • 苦情のあった人や、迷惑を以前にかけた人

に対しても、アップグレードを行うこともあります。IT技術の発展によって、利用履歴は、個人単位で、大量に幅広く簡単に出来るようになりました。顧客管理はどの業界でも個人単位で行いますので、どの予約方法であっても、個人単位で利用履歴が情報化されます。ホテルがチェーンだったりグループだったりすると、そのグループで情報を共有することもあります。

アップグレードをする条件で、「閑散期や満室の場合とか、チェックイン時間が夜間など」以外に、最も一般的な条件、法則のようなものは、利用回数が多いこととなりますが、これを書かない理由は、たとえ利用可数が多くても、アップグレードする先の上位客室が空きがなければ実現しないからです。従って、「閑散期や満室の場合とかチェックイン時間が夜間などが最優先条件、となるからです。

● SIC【サクセスインサイド・コミュニケーション】

image by: Shutterstock.com

西田淑子この著者の記事一覧

ホテルや旅館など、宿泊産業界に関する、専門家視点のメールマガジンです。 創刊は2000年5月のロングセラー・メールマガジン。著者の西田淑子は、ホテルに勤務後、大学でホテル論を教えています。共著での著書も出しており、ホスピタリティから経営、マーケティングまで、幅広い知識で宿泊業界を見せて伝えます。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 ホテルの遊び方 』

【著者】 西田淑子 【発行周期】 週刊

print
いま読まれてます

  • ホテル側はココを見る。客室をアップグレードしてもらえる基準は
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け