こうした競争社会を社内、組織で構築して行かない限り人は育ちません。仲良しごっこは何の成長にも繋がらないのです。互いが良きライバルと思えてこそ、健全な組織なのです。業界で生き残りをかけた戦い、社運をかけているとか、社員を守るとか、あるいは、その家族を守る、のであればなおのことです。スタッフにも競争社会を組織という中でシビアに感じてもらうことです。
だからといって、煽ってはダメです。あくまで競争社会であり、その社会の中に会社があり、組織が存在している以上、そこに属する誰もが自覚する必要があるということです。私は常々、教育は共育といっています。それは、人が育つことで会社・組織も共に育つことを意味しています。
ぜひ競争出来る環境を構築、整備し、共育してください。数年後、いや1年後にはハッキリと人、会社・組織としての成長を実感頂けるはずです。
■今日のまとめ
「競争できる環境を取り入れて共育をする」
- スタッフをA、B、Cとグループ分けするための定義を考えまとめる
- 定義に則り、グループ分けをする
- グループに応じた共育をプランニングし実践する
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