韓国を徴用工問題だけで見るな。日本が見えない「大きな物語」

 

北朝鮮代理人の韓国

韓国は、北朝鮮との統一を目指して、2ケ国が一番心理的に同意できる反日化の共同戦線を取り始めた。その上に、韓国の徴用工賠償問題で国際ルール無視という暴挙で、日米韓の3ケ国による北朝鮮への制裁は、実質的になくなり、韓国は日本が賠償しないなら、制裁を解除するとなる。

トランプ大統領も北朝鮮の非核化を急がないと発言して、徐々に当初の非核化はあいまいになっている。それと、制裁継続を望んでいるのは、日本だけになってきたようだ。このため、日本は中国に制裁継続を求めているが、日本を排除した5ケ国会議では、非核化のスケジュール化をしたことで、制裁解除、終戦宣言などになるようである。

終戦宣言で米韓同盟を失効させるので、朝鮮半島は中露の勢力範囲になりそうである。韓国と北朝鮮はロシアに近づき、中国をけん制することになる。

というように、北朝鮮の思惑通りになっている。韓国は北朝鮮の代理人を務めているように見える。

日本の評論家は、韓国の徴用工賠償と慰安婦問題だけを見て、朝鮮半島全体の動きを見失っているような気がする。大きな物語があり、その一部としての徴用工賠償と慰安婦問題と見ないと解決の糸口を失いかねない。

これにより、自由主義国の日本が、中露の全体主義国への最前線になる。その覚悟が日本には必要で、それを見据えた国内体制を議論して欲しいものである。

さあ、どうなりますか?

image by: little birdcage / Shutterstock.com

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