新ハラスメント「カスハラ」から店員を守る、居酒屋の笑える作戦

 

大塚T 「私もお店をしていたら、そんなメニュー考えてみたいわぁって思ったわ。うちの法人が運営しているデイサービスでは、何か考えられないかしら?」

新米 「え?デイサービスで?」

E子 「今は、何も起こっていないけど、ハラスメント対策になるよう貼り紙ができればいいかもね」

大塚T 「うーーん、そうですねぇ。ところで、実際に『おい、生ビール!』で1,000円を請求することはあったんですか?」

E子 「それは、ないそうよ。『夢を壊すようで恐縮ですが、請求した実績はありませんし、スタッフにも請求するような教育は行っておりません』ということらしいわ。『実際に『おい、生ビール』と言われたところで、生ビールの価格、質は何も変わりません。当社スタッフがいつもよりほんの少しだけ嫌な思いをするだけです。あくまでも当社のコンセプトの一つである『売れることより、面白いこと』を表現したジョークツールの一つです。今回話題となっております貼り紙などを『面白いね』と言ってくれるような方を、当社は大切にしていきたいと考えております』っていうコメントを発表しておられるわ」

大塚T 「そうなんですか。でも、いろいろ考えさせられる貼り紙でしたね」

E子 「『カスハラ』は、クレームハラスメント、『クレハラ』ともいうそうよ。ハラスメントは奥が深いから、個別事例に応じたいろんな対策を考えていきたいわね」

新米 「はーい、頑張ります」

image by: Shuttetstock.com

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【著者】 イケダ労務管理事務所 【発行周期】 週刊

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