共同通信、時事通信などによると、韓国最高裁が新日鉄住金に賠償を命じた元徴用工訴訟の原告代理人関係者は2日、韓国内にある同社の資産差し押さえ申請を裁判所に行ったと明らかにした。確定判決を受けたにもかかわらず新日鉄が判決を履行しないため、資産差し押さえというカードを切ったとしている。
弁護団が差し押さえを申し立てた資産は新日鉄と韓国鉄鋼最大手・ポスコの合弁会社、PNRの株式とみられる。弁護団によると、新日鉄はPNRの株式約234万株(約11億円相当)を保有している。
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