最新の栄養疫学が示す、健康を害さないフライドポテトの数は6本

 

不健康な食事

果物をなまで食べるのは体に良いので、果物はヘルシー7メニューに入っています。しかし、果物ジュースとして摂取するのはよくないことがわかっています。果物ジュースを普段から飲んでいると糖尿病や肥満の危険性が高くなります。また、砂糖入りのジュースはもっと不健康です。コーラなどの清涼飲料水は出来るだけ避けましょう。オススメのドリンクは、まず水。そして、適量のコーヒーとお茶です。

ここで不健康メニューを挙げます。赤身の肉、加工肉、砂糖、精製穀物、デンプン型野菜です。これらの不健康メニューは、がんや心臓病、糖尿病などのリスクを高めます。赤身の肉とは哺乳類の肉のことで、牛肉や豚肉などです。加工肉とは、スパムやソーセージ、ベーコン、ハムなどです。精製穀物とは、白米や白いパン。デンプン型野菜とは、じゃがいもなどです。

最近の研究によると、健康を害しないフライドポテトは6個までであることがわかりました。ファーストフードレストランで出てくるフライドポテトの数は明らかに6個より多いですね。ファーストフードは欧米ではジャンクフードと呼ばれています。ジャンクとは「肉のクズ」のこと、牛や豚の内臓などや神経などが混入した不純肉で、さらに人工添加物も含まれています。

フライドポテトとジャンクフードを普段から食べていると、長期的にがんや心臓病のリスクがかなり高くなりますが、ドキュメンタリー映画「スーパーサイズ・ミー」でマイケルムーア監督が自ら1日3食ジャンクフードレストランで食べ続けるという試みをしていました。短期間で体重は増え、気分も悪くなり、血液検査データも悪化していました。この映画からも、ジャンクフードレストランが短期的にも不健康であることが示されたと思います。

文献 2019: the year for nutrition. Lancet. VOLUME 393, ISSUE 10168, P200, JANUARY 19, 2019.

image by: Bodnar Taras, shutterstock.com

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