ここで改めて考え直してみました。
- 災害時に食べたいものはナンなのか?
それは、ホッとできるもの、落ち込みがちな気持ちを盛り上げ、失われる体力を回復させてくれるもの。生きる活力をもたらし、栄養があるもの…。
うん。そうなのよね。これってつまり
- 温かくて
- 食べ慣れている
料理なんじゃないかと思うんです。
と、いうことが解ったところで、どうするのか。
で、考えた結果、我が家で備蓄しているのは
- スープ
です。スープの大袋レトルトや缶詰です。封を切って温めればそれだけで食事になるヤツです。
- 青森のいちご煮缶
- 名古屋のコーチン鍋レトルト
- 福岡の水炊きレトルト
などなど。あ、もちろん他のものもソレナリに備蓄していますよ(^Д^)
災害時には、水が非常に貴重になります。配給される水は、おそらく最優先で飲食用に回されるはずで、その中で料理もやりくりしなくてはなりません。このため、汁物は大量の水を使うため、結構難易度の高い料理になってしまいます。他方で
- 最も食べたいのも汁物
ではないかと思うんです。
なにせ温かいですからね~。温かいモノを飲むだけで人はホッとするものですよね。
そして、災害時には体力も気力も落ちているはずなので、ここぞいう美味しいものを食べて、元気を出せたらなあと思うんです。昨年の西日本豪雨の折にちょっとだけ避難したとき、不安な夜にホットコーヒーを飲みました。豆からわざわざ挽いて淹れたコーヒーが身体に沁みました。
ちなみに、スープのレトルトの場合、食器類を必ず使用するため使ったあとの洗浄をどうするのかがポイントになるでしょう。まあ、この点についてはハナシが逸れてしまうので別の機会に。
また、もうひとつのポイント、熱源。これは、もう
- IH
- カセットコンロ
でしょう。電気が比較的早く復旧しやすいことから電気を熱源とするものはとても便利なはずです。また、復旧までの期間を埋めるためのものとしてガスボンベとカセットコンロがあるとかなり安心できますね。
ま、我が家はイナカ在住のタシナミとして(笑)、木炭や燃料ペレットがありますので、どうしようもなければコレもアリだと思っています。
家族のためにも水と食料の備蓄を。食べ慣れたものを中心に水多めで備えましょう。
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