新聞やテレビなどのマスメディアは、国民に真実を伝えるための機関だというのは、この国では幻想となってしまったのかもしれません。中部大学の武田邦彦教授は、自身のメルマガ『武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』』で、「財務省が発表したから」の理由で「日本の借金1000兆円」を垂れ流すNHKや、原発事故後「放射線防護服」を着て取材しながら「放射線は怖くない」と書き散らす新聞記者のあり方を厳しく非難し、職業倫理の低さを嘆いています。
なぜマスコミはフェイクニュースばかり報道するのか?
現在のフェイクの最大のものは「消費税上げ」で、政府が「マスコミは日本にとって大切なので、増税しない」と言った途端、まったく消費税についての報道を止めてしまいました。つまり、「自分が損することなら、国民を裏切ってもよい」ということで徹底しているのです。普通の職業でも、もっと職業倫理が高いと思います。
そして「日本国は1000兆円の借金がある。子供につけを回すな」と財務省が言うと、それをNHKが放送します。事実は、「日本国は約300兆円の黒字で、政府が国民から1000兆円を借りていて、将来、子供に1000兆円を返す」ということですから、借金ではなく資産なのです。真逆のことを財務省が言っていて、NHKはそれが間違いであることを知っていて「財務省が発表したから」という理由で、そのまま伝えるというのが「フェイクニュースの仕組み」なのです。
その結果、お金を稼いでも「所得税」「地方税」「土地建物税」から始まって、残ったお金で物を買えば「消費税」、遊べば「遊興税」、お酒を飲めば「酒税」、そして毎日、電気、ガス、水道で税金を取られ、最後は「相続税」と、一体自分が稼いだお金の何割を自分が使えるのか!と叫びたくなります。それにNHKの受信料とくるのですから、腹も立つのも当然です。