自分はどう生きたいかということがないと、常に振り回されたまま一生が終わってしまう。自分がないまま激動の時代に飲み込まれて、あっちへホイホイ、こっちへホイホイで終わってしまう。
自分が楽しめることは何なのだ?自分が好きなことは何なのだ?自分がやりたいことは何なのだ?そして、それらは自分が得意なことでもある。
これは得意だ。これなら自分は自信がある。これなら人に負けない。こういうものがある人は強い。自分の土俵で勝負できる人は強い。他人が何を言おうが関係ない。
つまり、スペシャリストだ。何でも一応できるというジェネラリストではない。エネルギーを一点集中させれば、誰でもスペシャルな存在になれる。そして、それは自分が楽しめる分野でなければ無理なのだ。嫌々やっている分野でスペシャリストになれるはずがない。そんな時間は全てムダだ。
でも、やり始めて途中で飽きたり、別のものに心引かれたりすることもある。もちろん、そういうこともよくあるし、それはぜんぜんOKだ。自分が飽きたらやめて、別のやりたいことをやり始めればいい。自分が選んで自分が楽しく熱中して、それに途中で飽きたなら全然問題ない。それらの全ての経験が自分の中に良き栄養となってくれるからだ。
こういう生き方が一番大事だ。子どもにもこういう生き方をさせてあげてほしい。常に親の価値観を押しつけていたら、子どもが自分の価値観で生きられるようになるはずがない。
最後にまとめ。1.や2.のようなことも大事だ。この2つがないとただの頑固者で終わってしまうし、新しい可能性も開かれない。でも、最終的には自分だ。変化の激しい時代に、自分を失っていては流されるだけで終わってしまう。1.2.と3.4.のバランスが大事だ。
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