NYで話題の新スポット「ハドソン・ヤード」は、何が面白いのか?

 

ユニークな建築が並ぶハドソン・ヤード

なお、ハドソン・ヤードがすべて完成すれば、アイルランドのGDPを超える規模の年間189億ドル(1兆8,900億円)もの経済効果となるそうだ。様々な面から注目を集めるハドソン・ヤードにオープンしたショッピングモールは、体験やアートを重視するなかなか興味深いものととなっていた。

「The Shops & Restaurants」の目の前にできたガーデンと広場の真ん中にどーんと建築された変わった形の展望台は、アート作品のようなユニークなデザイン。

高さ7階建て。仮称で「The Vessel」(ベッセル)と呼ばれているが名前を一般公開中なので将来的には変わるかもしれない

7階建ての高さということで、1つだけゆっくり進むエレベーターが用意されているので、車椅子や足の不自由な方、小さいお子さんや疲れている方も楽に7階まで上がることができるようになっている。

歩けるという人でも全部歩いても階段が緩やかなので、意外に大変さを感じないで頂上まで登れるようになっている。

なお、登るのは無料だが、公式サイトで事前にチケットを予約する必要あり。今はオープンしたばかりで混み合っているため、チケットが取れなかった場合でも現場でチケットの予約が可能なので、指定の時間までショッピングモールやハイラインをお散歩しているとあっという間に時間を潰せると思う。

ご参考:Vessel公式サイト

ところで、ハドソン・ヤードには、ベッセルのほかにユニークな建築が先日オープンした。ザ・シェッド(The Shed)という文化施設がオープン。これがまた非常にユニーク。

ご参考:The Shed公式サイト

これ、本体のビルの外側に本体を覆う外枠がついていて、普段は本体を覆った状態だが、開催されるイベントに合わせて外枠を横にスライドさせて施設を拡張できるようになっている。

しかも、拡張方法は、外枠の足元についている巨大な6つの車輪を動かして拡張させるというもの。車輪を動かして拡張しきるともう1つ建物ができるのだ。

言葉で説明するよりも見てもらったほうがわかりやすいので、以下イメージビデオをどうぞ。

ご参考:The Shed will create an adaptable and expandable cultural venue for New York

image by: SCOOTERCASTER, shutterstock.com

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ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。

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