読者からのさまざまな質問に回答してくれる、メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の著者で人気コンサルの永江一石さん。今回は、仕事の飲み会が苦手な人から、振る舞い方についての相談が寄せられました。永江さんは、振る舞いの前に、きっぱり断ればよいと自らがそうだったと回答。そうしても何も言われないようにするためにすべきことも説明しています。
仕事の飲み会が苦痛な時、どう振る舞うべき?
Question
今回の質問は、仕事の付き合いの飲み会の立ち回りの仕方です。私は酒も弱く、社交的ではありません。仕事の話ならいくらでも話せるのですが、飲み会の時の雑談の時間が億劫なのです。
プライベートの飲み会は滅多にしないのですが、仕事の付き合いの飲み会は参加せざるを得ないのです。ものの本を読んで雑談をしようかと思うのですが、はっきり言うと苦痛なんです。永江さんはどのように振る舞ってますか?
永江さんからの回答
わたしは仕事とプライベートは完全に分けているので「仕事の付き合いの飲み会」はほぼ行ったことがありません。たとえクライアントさんから声を掛けていただいてもお断りしていますし、飲んだからといって関係が深まるとも思いません。毎回断っていたら最近は誰からも誘われなくなりましたw
社内の飲み会が嫌なら正直に言ったら良いと思いますよ。ぶっちゃけ乗り気じゃない人の空気って周囲にも伝わりますし、イヤイヤ参加する方が相手に失礼ですよね。「自分は職場の飲み会は苦手なんです」とはっきり伝え、それでもしつこく声をかけてくるようなら付き合いを止めたらいいと思います。
ブログにも詳しく書きましたが、わたしはサラリーマン時代から職場の飲み会はほとんど行ったことがありません。それでも何も言われなかったのはきちんとやるべき仕事をやっていたから。
仕事も出来ないのに「残業はしたくない」「飲み会にも行きたくない」など権利だけ主張したら上司も嫌な顔をするかもしれませんが、例えば常に営業トップなら誰も文句は言わないですよね。
そもそも飲み会は数人の気のおけない仲間とワイワイやるのが楽しいのであって、10人以上など大人数の集まりは好きではありません。人数が多いとそのうちの1、2人は気の合わない人がいるからw
ただ自分が社長をしていた時はよく社員を連れて食事に行っていました。それはご飯を奢ったり愚痴を聞いたりという目的があったため、飲みニケーションとして有効だったと思っています。
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