本の注文自体は簡単で、大半の書店のレジとかカスタマーセンターで、「本のタイトル」と「出版社」が分かっていれば問題なく注文可能です。
その場でスマホでAmazonの画面をだして「コレ!」とやっても良いと思います。Amazonで絶版の本でも書店注文するときに「ヤレ本でもいいので」と言うとちょっと痛んでいるけどまさかのラスト在庫が手に入ったりします。自分はけっこうコレでプレミア本を手に入れてます。
商業誌は「流通」というものもセットの商品なので、そこからみると本という世界がまた別の角度に広がってきます。
ちなみに書店の売り上げというのは雑誌が大半で、雑誌が現在、大半売れない時代で、書店の売り上げも同様に低迷しています。最新情報を紙に印刷して売るというラグはもう無意味な時代で即応性が求められる情報はネットニュースへと移行しました。それに伴って雑誌は衰退の一途です。
別にこれは言うほどの大問題だと自分は思ってません。
紙の本…はこれからどうなるのでしょうか?今や漫画の半分の売り上げがデジタルとさえ言われているこのご時世。
アメリカではデジタルブックの普及の高さもあいまって、紙の書店はどんどん閉店していっています…が、紙の本自体は、あまり数は減っていません。特に専門書や腰を据えて読む本などは、デジタルとはそもそも相性が悪い問題もあるので、紙の本は当分の間は、デジタルに相性の良いコンテンツとアナログ(紙)のほうが相性の良いコンテンツで棲み分けがされていくでしょう。しかし買う人が減ればそれだけ需要なしと見込まれて世に出る本が消えるのもまた事実です。
何か気になって勉強したいものがあったら、可能な限りまだ新品があるなら、そちらを買って、その文化が絶えないような応援が必要な時代でもあると思います。
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