筋トレのモチベーション維持法をボディメイクのプロに聞いてみた

 

疲労という観点以外からもアプローチの方法はあります。例えばトレーニング雑誌やDVDを見るのもひとつでしょう。あまり深く考えずに漠然と見ればいいと思いますが、何か試したいトレーニング法などが見つかれば俄然ヤル気が起きてくるでしょう。

私も、ジムでトレーナーがユニークなマシンの使い方をしているのを見ると、居ても立っても居られないほど、自分で試してみたくなります。いわゆる効かせるという行為への工夫は、とてもモチベーションが刺激されるのです。

そもそも筋トレの究極の目的は効かせる事であって、そのためにエネルギーを使い切ってみたり、高重量を挙げてみたり、色々なマシンを使ったりしているのです。そのひとつひとつは単なる行為であって、手段にすぎません。効きさえすれば、手段は何でもいいのです。

そう考えると、様々なマシンや器具があるジムというのは、効かせるためのヒントや道具が満載の空間といえますから、少し視点を変えてジムに行ってみるものいいかもしれません。

トレーニングギアも有効です。むやみやたらとギアを装着する事はお勧めしませんが、やはり使うのと使わないのではトレーニングの質が変わってきます。

筋トレの極意は消費エネルギー対効果でもあります。有限でもある体内のエネルギーを、どれだけ効率よく集中的に筋肉への刺激と変えられるかなのです。従って、なるべく無駄なエネルギーは消費したくないわけで、そうなるとギアを活用することで目指す部位への刺激が効率的に行われていきます。

最後に、私はあまり実践しませんが、ウェアやシューズといった外観もモチベーションを上げるのに役立つでしょう。ウェアに限らず、ジムに行く時のバッグや、シェーカーやスクイーズボトルなどでもいいかもしれません。

モチベーションとはなかなか難しいものかもしれませんが、あの手この手で打破していくことで、そのたびに肉体の殻も打破できるのだと思います。

image by: Shutterstock.com

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桑原塾塾長 桑原弘樹は、国内大手食品メーカーでサプリメント事業を立ち上げ、全商品の企画開発に携わる一方、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 日本支部PDAなどの立場で、国内外問わず多くのトップアスリートに直にコンディショニング指導を行ってきた。サプリメントは作るだけにとどまらず、「日本で一番使っているのでは」と豪語するほどのユーザーでもあり、年間300回のワークアウトも欠かさない。サプリメントやダイエットなどの分野で、多くの情報が散乱する昨今。サプリメントを作り、自ら試し、活用法を指導してきた、桑原塾長が、本物で価値あるボディメイク情報を提供すべく、スクランブル発進する!!!

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