すでにお父さんは先に転勤をして一人住まいをされているのですが、のちに家族で引っ越しをして、家族全員で新しい場所で生活をするようです。そうしたら、子供たちに変化が現れました。
9月末から主人は一足先に引越し、いま数ヶ月限定の単身赴任の状態なのですが、子供達がびっくりするぐらい手伝ってくれていて、驚いています。
長男と長女が「ママ疲れてそうやから(連日引越し先の下調べばかりでぐったり)ご飯を作るわ!」と言って、私に聞きながら、ちぎったキャベツとベーコンのコンソメスープと卵焼き(どちらも包丁を使わない)を作ってくれました。長女は気付いたら食器洗いまでしてくれていました。小さい頃のお手伝いとは違う、本当の戦力になってくれていて驚いています。
また長男が塾から帰る際、今までは必ず私に「ついて来て!」と言って、毎回私と一緒に市バスに乗って送り迎えをしていたのに、「家に妹達だけ残して留守番させるのは可哀想やしな、今日は頑張るわ!」と言って、キッズ携帯で連絡を取り合いながらもひとりで行動し、帰りは夜で、夜のバスに乗るのは初めてだったのですが、なんだかすごく成長してくれていて、びっくりしています。
下の4歳の妹も、お兄ちゃんお姉ちゃんにつられて、一緒に寝る前の片付けをしてくれて、影響を受けています。なんだかもうみんな私の子とは思えないくらい、しっかりしていて驚きです。
今回子供達にどうしたいかを尋ねたことが、家族の一員として自覚を持ってくれたというか、子供達が自発的、能動的になってくれたような?、なんとなくそんな気がします。親が勝手に決めていたら、親の言う通りに動くだけで、子供達の不安だけが前面に出るような、不安定な状況になっていたかもしれない、という気がしています。
まだ単身赴任が始まったばかりですし、これから引越しが近づくにつれ、不安定になる時がくると思いますが、見守っていこうと思います。アドバイスを頂き、ありがとうございました。
たろうさんから頂いたメールにも「子供達にどうしたいかを尋ねたことが、家族の一員として自覚を持ってくれたというか、子供達が自発的、能動的になってくれたような?、なんとなくそんな気がします」と書かれていたように、子供たちにお父さんの転勤について話して、子供たちの意見を聞いて下さったこと。それが子供達に「僕も私も家族の一員なんだ」「お父さん、お母さんは、ちゃんと僕たちの気持ちを考えてくれる!」って感じ、誇らしく嬉しかったのだと思います。そしてその誇らしさが「自分も迷惑ばっかりかけられないぞ」とか「もっとお父さんお母さんの役に立ちたい!」という気持になったのではないかな?と思うのですね。
この引っ越しのご報告の後でお聞きしたのですが、息子さんはバスケットボールにさらに熱心になり、自主練までして秋季大会から始まるいくつかの試合にもやる気が出ているようです。又、コツコツ練習が苦手だった妹さんも、ピアノに向かう姿勢が変わり、一皮むけたように上手く弾けるようになってきたそうです(どうやら年度末には発表会もあるそうです)。
転勤と引っ越し、ご家族にとっては大きな変化だと思いますが、そこをみんなで乗り越えて、さらに結びつきが強くなって良い方向に向かっていると感じます。ノリに乗っている子供達。是非、残された時間を有意義に過ごして楽しい思い出にしてほしいです(^^)
image by: Shutterstock.com