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元日本語学校長が、ラブコメ洋画で外国語を覚えるのを勧めるワケ

 小学生からの英語必修化や職場での英語公用語化などなど、英語習得の重要性が叫ばれる昨今ですが、ただ机にかじりついていてもなかなか身にはつかないものです。今回の無料メルマガ『1日1粒!『幸せのタネ』』では著者の須田将昭さんが、自宅でも簡単かつしっかり身につけられる、「ラブコメ映画」での英語学習の有用性について解説しています。

映画で英語を学ぼう

ロマンチック・コメディあるいはラブコメなどと言われるジャンルの映画ほど「英語を勉強する」のにぴったりの材料はありません。

英語に限らず韓国語でも中国語でもフランス語でも、ラブコメと呼ばれるジャンルの映画、ドラマは外国語の勉強にぴったりです。

まずシチュエーションは日常生活です。主人公達の年齢によって、学校か会社かなど主な場面は変わりますが、宇宙の果てだったり、殺人現場だったりはしません。

そして主人公を取り巻く人たちも、ユニークな人たちもいますが、ごくごく日常の範囲内。

主人公と恋の御相手だけでなく、友達達との会話もたくさん出てきます。恋の進行の相談だったり、おしゃれなレストランの情報交換だったり。

何気ない会話がたくさん詰まっています。そして注意深く聞いていると、会話の大半はそれほど難しいことがたくさん詰まっているわけではないことにも気づきます。

外国語を勉強していて、特に「会話というのはスピードだったり流れだったりについていくのが大変です。でもそれは「慣れ」という主要な要素があります。

それよりもたくさんの自然な表現を知っている、そして使えるということが大事ですね。

いろんな会話表現を、いろんな教材で勉強していても「いつ、どこで、どんなタイミングで使うか」というのをわかっているのが「慣れ」ですが、それをこうした映画やドラマでなぞっていくのが一番の近道です。

日本人が外国語を勉強するときの一番の困難点は使う場面がほとんどない、ということです。せめて「擬似的」にシチュエーションを体験して、知っている表現の使われ方をシミュレーションしましょう。

字幕を見ていても構いません。耳はしっかり英語なりその言語を聞くことに集中します。あ、簡単な表現使ってるなあ、とか、あ、この前覚えた単語だ、ということが頻繁にでます。勉強すればするほど、それがたくさん出てくるのです。

できれば何度も何度も見たいですね。お気に入りのこの1本、というのが見つかれば、何度も見るようになるし、それだけたくさんの表現を何度も確認できます。

ぜひあなたにとっての最高の1本を見つけて、外国語学習に役立ててみてください。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 1日1粒!『幸せのタネ』 【発行周期】 日刊

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