ボランティアに続き「ふるさと納税」20億。前澤友作氏に称賛の声

2019.12.25
by MAG2 NEWS編集部 HY
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1億円お年玉企画に始まり、自ら創業した株式会社ZOZOからの退任、1000億円通帳記帳の動画配信、女優の剛力彩芽との破局報道など、2019年も数々の話題を提供してくれた前澤友作ZOZO前社長。そんな前澤前社長が、ふるさと納税制度を利用して千葉県館山市に20億円を寄付したことを、サンケイスポーツが伝えた。クリスマスイブの寄付となったことから、「前澤サンタからのクリスマスプレゼントだ」とネットを賑わせている。

デイリースポーツによると、ふるさと納税は17の項目があり、納税者が使用目的を選ぶことができるが、前澤氏はその中の「観光振興に関する事業」を選択。台風15号で大きな被害のあった館山市の復興と地域活性化に役立ててほしいとしている。館山市としては過去最高額となる20億円の寄付の返礼品を受け取ることは辞退したという。

千葉県出身の前澤氏は、ZOZO社長退任直後の9月30日に台風15号で被害を受けた館山市、南房総市、鋸南町、鴨川市にそれぞれ1000万円、計4000万円の義援金を贈り、がれきの撤去などのボランティア活動も行なっていた。「まだまだ助けが必要なことも分かりました。継続して何かご協力したいと思います」とTwitterで支援を表明していたこともサンケイスポーツが伝えている。

突飛な言動から賛否両論を巻き起こしてきた前澤氏だが、この前代未聞のふるさと納税額の報道を受けて、ネットでは「なんだかんだ言って正しい事やってますよね前澤さんは」「実利で見たら前澤さんがやってる事は最高以外の何者でもない」などといった称賛の声で溢れている。

前澤氏はかつて、お金を持った人の責務として「人や社会のためにお金を役立たせなくては」という発言をしていたが、このふるさと納税も彼の言う「責務」の一環なのだろうか。前澤氏が寄付した20億円で館山市の復旧が進むことを願いたい。

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