日本も報復の対象か?イランが米軍に弾道ミサイル攻撃

2020.01.08
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by 編集部サトシュウ
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NHKによると、アメリカ軍がイランの精鋭部隊の司令官を殺害し、緊張が高まるなか、アメリカ国防総省は声明を発表し、日本時間の8日午前7時半ごろ、イランが弾道ミサイルをイラクに駐留するアメリカ軍などに対して発射したと明らかにしました。
そのうえで、「これらのミサイルがイランから、少なくとも2か所のアメリカ軍が駐留する基地を狙って発射されたことは明らかだ。現在、被害状況を確認するとともに、駐留するアメリカ軍関係者の保護にあたっている」としています。
イラクに駐留するアメリカ軍と有志連合に対して発射した弾道ミサイルは十数発とみられ、米国防総省は各基地が既に警戒態勢に入ったと発表。アメリカ軍からの報復については言及していません。
一方、イランの国営テレビは、イランの革命防衛隊が、アル・アサド基地を複数のミサイルで攻撃したとし、攻撃の名前は「殉教者ソレイマニ」だと伝えているといいます。
また、「国営イラン放送によると、革命防衛隊は声明で、米国の同盟国に対し、各国の領土が米国による攻撃に使われた場合、イランの反撃の標的になると警告した」と共同通信が伝えています。
米国の同盟国とは日本も含まれるものと見られ、この戦火がどのように飛び火するのか、周辺国では緊張が一気に高まっています。

トランプ大統領は対応協議中

NHKによると、ホワイトハウスのグリシャム報道官は、「イラクにあるアメリカ軍施設への攻撃についての報道は承知している。トランプ大統領は説明を受け、状況を注視しつつ対応を協議している」とコメントしました。
アメリカの野党・民主党のペロシ下院議長は、「アメリカ軍を標的にしたイラクでの攻撃の状況を注視している。われわれは、アメリカ軍関係者を守るためにイランに攻撃の中止を求めると同時に、トランプ政権にも不必要な挑発をやめさせなければならない。戦争をしている余裕は、アメリカにも世界にもない」という声明を出しました。
一方、イランは「われわれは傲慢なアメリカに警告する。アメリカがさらなる挑発行為をとれば、一層激しく、破壊的な報復に直面することになる」としてアメリカをけん制したほか、イランと敵対し、アメリカの後ろ盾を受けるイスラエルも軍事攻撃の対象となるとしています。

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