【九州の星】福岡のスター、トコが未年に北海道でジンギスカン!

2015.01.15
by kousei_saho
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北海道開運旅、羊飼いから始めた男

『トコのマルハダカ』 110号(2015年1月9日発行)

1月2日から吉方位北海道へ行ってきました。なんと、トコ&息子たち二人とも、吉方位なので、行かねば!到着初日、路面や歩道が真っ白に凍っており、歩くのが危ないのなんのって。

次男は、ビルケンの皮靴だたっため、札幌駅のステラプレイスでさっそく雪道用の靴を購入。さすがに、そのあたりの品ぞろえが豊富ですね。しかも、靴の裏につける着脱用スパイクが、いろんな種類があるの。ハイヒール用などもありました。次男は、2月の夕張映画祭に新作映画『私たちのハァハァ』が上映されるので、夕張に行くらしく、「その時も使わなきゃね」と。

さあ、では夕食です。まずは、ジンギスカンよ。未年の幕開けを吉方位で羊肉をくらいつくす、なんて、いい感じ。しかも年末のロケで、札幌情報をEE男山口君から仕入れていたの。
「ジンギスカンは、『だるま』かなぁ?」
「いや、トコさん、『だるま』のすぐ近くなんですけど、唯一北海道産の羊肉専門店というジンギスカンがあるんですよ」
「えっ、普通は、輸入ヒツジだから、冷凍だもんね」
「それがっ、ここは、ジンギスカン店を開くために羊飼いから始めて、ヒツジ牧場をつくったらしいんですよ」
「夢あるジャン!」
「そうなんです、しかも、知らなかったらわからないくらい全く臭みがないんです。ジンギスカンなら、ぜひ、そこに行ってください」
と教えてもらったのはすすきのにある『いただきます』。正月も営業していました。タクシーに乗って
「すすきのの、ジンギスカン、『いただきます』へ行ってください」
と伝えたら
「あー。おいしいよね。あそこが一番おいしいよね~」
と運転手さんが。

ジンギスカンは、たれに付け込んだタイプが普通ですが。それは臭みを隠すためで。『いただきます』は、生肉なので、たれや、塩コショウとかで食べるらしいよ。ワクワク。いつもは行列らしいのですが、ちょうど、うまい具合に入れました。店内はカウンター席です。3人で一つのコンロですが。下は、七輪なのよ。生肉がピンクでキレイ~~。モリモリ食べました。やわらかくて、子牛みたいな味だったよ。

「んまい!!!!」

満腹じゃー、と外に出たら。少年たちが。
「いや、次はラーメンっしょ」
と、iPhoneで検索を始めるのよ。ま、いいけどさ。さすがに正月であちこちが休みでしたが。味噌ラーメン専門店の名店らしい『けやき』に入店。けっこう、ガッツリだけど、別腹だね。ホテルに戻ったら、エレベーターの前で、
「じゃあ、俺たちはこれで」
と少年たちは、再び外出。元気だねー。

翌日は、息子たちは、スノボへ。トコは一日、ラウンジで子育て本の原稿書き。夕方近くにめどがついたので、ベストセラーを願いに、神社へ行くことに。コンシェルジェに尋ねたら
「一番たくさん参拝客が行くのは、北海道神宮です」
とのこと。どうせなら、一番に行こう!!!!

円山公園の中にありました。公園の入り口から歩き始めたけど、まあ、軽い山登りでした。しかも、雪道。地元の人もステンステン転んでいるのを見て、こけないように!と必死ですよ。手を洗う水盤は、氷が張り、つららが下がってたわ。それでもみなさん、キチンと手袋をはずして、手洗い口をすすいでいたわ。冷たいっ。手の感覚がなくなったわ。何をするにも、こんなに寒いと、大変よね。

無事に、ベストセラー祈願をしましたが。帰り道で、二度も、全力でこけました(涙)。体が、宙を飛んだんだよ。手に持ったバックは地面にたたきつけられるし。中のPCが壊れなくてよかった。さすがレッツノート。丈夫です。受験生は、絶対行っちゃダメな神社ですね。

二日目の夜は、またジンギスカン今度は、たれに付け込んだタイプの松尾ジンギスカン『まつじん』。予約の電話をしたら、8時なら、席が空く、と。老舗の人気店なのよね。注文は悩んだけど、5000円の食べ飲み放題にしたのよ。すべての肉が特上も含め、注文できるって。特上のみ、1人前1480円とかするのよ。張り切ったけど、そんなに食べられず。しかも特上よりは、普通のラムがおいしくて・・・。
「2980円の食べ飲み放題プランで肉の質も十分だね」
と反省。『まつじん』では2980円のコースをおすすめします。

しかし、たれにつけてあるのと生肉とでは、まったく違いますね。どっちもおいしいと思いました。しかも、もたれないので、翌日食べ過ぎた感が全くないの。松尾ジンギスカン、通販で肉を頼もうかなぁ。

そして、その次は、定山渓温泉へ。ホテルからお迎えの車が札幌に来てくれるのよ。宿泊は、翠山亭倶楽部という隠れ家旅館でしたが。なかなか良かったです。部屋は、全部で10数室で、ゆったり作ってあるので居心地がいい。ゲストが自由に過ごせるギャラリーラウンジもあり。お部屋の冷蔵庫と、館内のラウンジの飲み物、全てフリー!!フリーのワインも、いいものが置いてあったわ。しかし、欲張ってもそうそう飲めるものではない。ここは、気持ち位程度に飲みましょう。

それよりも、雪景色の中の露店風呂がサイコーでした。部屋のお風呂も、ヒノキ風呂で源泉かけ流し。正月で高かったですが、時期をはずせば、そうでもないと思います。定山渓から千歳空港までは、空港バスもあるので、アクセスがいいわよ。最後に千歳空港で、スープカレーも、Leviだっけ?有名店です。おいしかったぁ。

北海道生活は慣れないとほんとに大変。特に雪道なんて歩けないもの。
「北海道の人、みんなまじめだよね」
「だね、だって、ウッカリしたら凍死するもん」
「ヤンキーもいないね」
「うん、コンビニ前でたむろっていたら、凍死するもん」
「しゃべる時に口を開けないね」
「だね、口開けると雪が降りこむからね」
「そこは、大口開けてしゃべったら凍死するもん、と答えて三段落ちでしょうがっ」
雪の運転も難しそうだし、九州って台風さえ我慢したら、暮らしやすいわー。

さあ、吉方位で開運したわー。あとは、子育て本、出版してベストセラーになるのを待つだけ。

 

『トコのマルハダカ』 110号(2015年1月9日発行)
著者/トコ
福岡県北九州生まれ。県立小倉高校、慶応大学法学部卒。メガネにとんがりヘアーの辛口おばさん。女性の経済的自立がライフワーク、女性のための女性の団体一般社団法人「ピュアウーマン」代表、「アサデス」KBCコメンテーター。「めんたいワイド」コメンテーター。西日本新聞「おひとりサマンサ」。日経PCオンライン「あんどろいどで行こう」などにコラムを連載。好奇心のかたまりで、ゴルフに俳句に風水、山歩きなどもはじめる。おひとりさまライフを書いた「おひとりサマンサ」が大人気。
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