中国湖北省武漢市の衛生当局は20日、新型のコロナウイルスによる肺炎で1人が死亡、武漢市での発症者が新たに136人確認されたと発表した。産経新聞、NHKなどが報じている。死者は1人増え、3人になったが、危篤の患者も9人にのぼる。
中国新型肺炎、死者3人に 発症201人、北京でもhttps://t.co/32844SJoyg
→武漢以外の中国での発症確認は初めて。中国全体の発症者は計201人に達した
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 19, 2020
武漢以外で発症
また、中国メディアによると、北京市と広東省で20日までに3人の発症が確認されており、初めて武漢市以外の中国での発症が確認されたという。3人はいずれも武漢を訪ねていたとのこと。これで、中国全体の発症者は201人に達した。
迫る春節
ヒトからヒトへの感染が続くリスクは比較的低く、予防や抑制は可能であると武漢市は述べている。しかし、人の移動が活発化する春節には、発症者が相次ぐ可能性があるため、特別態勢で完成の拡大を抑える対策を強化する方針を示した。
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