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血税1億5千万のカネまみれ。河井案里氏「違法性ない」に怒りの声

自民党の河井案里参議院議員は、初当選した2019年の参議院選挙の前、案里氏と夫の克行前法相の政党支部に、合わせて1億5000万円が振り込まれていたと報じられた件について、事実を認めた上で「違法性はない」と記者団の取材に答えたと産経新聞NHKなどが報じている。ネット上には、この事実と態度に不満と怒りの声が挙がっている。


1億5000万円「いただきました」

案里氏は23日、疑惑となっていた1億5000万円について「いただきました」と認めた。短期間で莫大な資金を受け取ったことについては、自身の選挙活動のスタートが遅く、2ヶ月半の間に党勢を拡大しなければいけなかったという。しかし、政治資金収支報告書に記載していることから「違法性はない」と述べた。もらうことが違法ではなかったら、何をしても良いというのだろうか。金額が大きいだけに、使い道などの詳細を明らかにしていただきたいところだ。

安倍首相はダンマリ

安倍首相は衆参両院の本会議で23日に行なわれた代表質問でこの件が取り上げられた際、週刊誌報道については触れず「国民に大変申し訳なく、責任を痛感している」と述べた。説明責任を果たしていないとの指摘には、「一人ひとりの政治家が自ら襟を正すべき」とし、説明を尽くす考えを示した。

捜査を理由に何も説明しない河井夫妻

案里氏の夫の河井克行前法務大臣は、「妻が説明したと聞いているので、それに尽きると思う」と回答。また、捜査には全面的に協力しているとし、質問に関するコメントは控えたいとのこと。

原口国会対策委員長「カネまみれ」

国民民主党の原口国会対策委員長は、「政党支部に対して自民党本部から振り込まれたされるお金が、買収などの不適切なことに使われていたならば重大なことだ」と強く批判。「カネまみれ、利権まみれの政権を1秒たりとも存在させてはいけない」と続けた。

2ヶ月半で2500ヶ所は可能なのか?

案里氏は、2ヶ月半の間に約2500ヶ所、多いときは1日70ヶ所で街頭演説を行なったと述べていた。果たして可能なスケジュールなのか?日本のネット上では疑惑の声もあがっている。




Twitterの反応







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source:産経新聞NHK

image by:河井案里参議院議員公式Facebook

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