英国の首都ロンドンの市長選に、国政与党・保守党公認候補として出馬するショーン・ベイリー氏が、新型肺炎の感染拡大を理由に7月に開催予定の「東京オリンピック」が中止した場合、ロンドンでの代替開催の誘致に名乗りを上げたと時事通信などが報じている。
今夏の五輪「ロンドン開催を」 新型肺炎で市長選候補名乗り https://t.co/bAKRfzfDJ2
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) February 19, 2020
「オリンピック開催の準備がある」
ショーン・ベイリー氏は「インフラと経験がある」と自信を見せ、「市長として、私はロンドンが呼び掛けに応え、五輪を開催する準備があると明確にする」とツイッターに投稿。
London can host the #Olympics in 2020.
We have the infrastructure and the experience.
And due to the #coronavirus outbreak, the world might need us to step up.As Mayor, I will make sure London is ready to answer the call and host the Olympics again.https://t.co/1jJesWS1D6
— Shaun Bailey (@ShaunBaileyUK) February 19, 2020
サディク・カーン現ロンドン市長の広報担当者も、万が一ロンドンでの代替開催を求められた場合について「積極的な行動を取るために最善を尽くすだろう」と述べたという。
池上彰氏、五輪へのコロナ影響「楽観視している」
毎日新聞によると、ジャーナリストの池上彰氏はテレビ朝日系のバラエティ番組『池上彰が語る!東京2020 おもてなしの国ニッポンの技術』の囲み取材で、新型コロナウイルスによるオリンピックへの影響を語ったという。池上氏は、新型コロナウイルスの発生源である中国で、死者数よりも感染者数の方が増えていることについて触れ、「致死率はどんどん下がっていく」と持論を展開。また、「一般の風邪並みに下がる」という専門家の見方などを挙げて「個人的には楽観視しています」と話した。