クルーズ船乗客、公共交通機関で帰宅。検温と問診のみで下船の衝撃

2020.02.21
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by MAG2NEWS編集部 NK
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新型コロナウイルスの集団感染が報じられている「ダイヤモンドプリンセス」の下船前の調査が「検温・問診」のみだったと、「羽鳥モーニングショー」の放送で明らかになった。


ずさんすぎる検査

番組内では「ダイヤモンドプリンセス」から下船した人の証言を紹介。下船前の検査は「PCR検査」ではなく、検温と問診のみだったという。玉川徹氏は、ここ数日までは症状が出た人とその濃厚接触者のみの検査だったことや、621人の感染者の中には無症状の人が300人以上いたことから乗客を隔離しないことについて疑問を呈した。

東京新聞は、下船した夫婦に取材している。夫婦は2月4日に新型コロナウイルスの検査を受け、3日の7日に陰性の結果が出たが、共に旅行した5家族のうち3家族3人は陽性だったという。陰性の結果が出ても、のちに陽性となるケースは確認されていることから、下船後の再検査と隔離を要請したが却下されたそうだ。

昨日、今日で感染した人がいたとしたら、さらに2週間船に留まらなければならないが、船での感染拡大はもう起きていないか断定できないまま、乗客は電車や新幹線、バス、タクシーなどを使って帰宅していった。

政府からも感染者が…

「ダイヤモンドプリンセス」の船内で事務業務にあたっていた、厚生労働省の40代男性職員と内閣官房の30代男性職員の感染も確認された。

厚生労働省職員は12日から船内の業務にあたり、18日夜に発熱、19日に熱は下がったものの風邪の症状があった。内閣官房職員は11日から船内で業務にあたり、18日に風邪の症状が出ていたという。

下船後に陽性が確認されるケース多発

NHKによると、下船したオーストラリア人164人のうち6人が発熱、6人中2人の感染が新たに確認された。すでにチャーター機で帰国したアメリカ人からも、11人の感染が確認されている。いずれも下船前の検査では陰性だったことから、安心できない状況だ。

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