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暗い話ばかりですが、一つの希望もあります。

インフル薬「アビガン」投与開始=新型ウイルス治療に─加藤厚労相

 

加藤勝信厚生労働相は22日の記者会見で、新型コロナウイルスに感染した患者の治療のため、国内の医療機関1カ所で同日から新型インフルエンザの治療薬「アビガン」の投与を始めたと発表した。新型ウイルスにはまだ治療薬がなく、効果が確認されれば広く治療の現場で活用していく。

 

厚労相によると、アビガンはウイルスの増殖を抑制する効果があり、2カ所の医療機関で投与の準備を進めていた。投与は患者の同意や医療機関内での手続きなどを経て、本来とは違う治療薬を使って結果を分析する「観察研究」の一環として実施した。

 

アビガンは一般には流通しておらず、新型インフルエンザ発生に備えて国が約200万人分を備蓄している。治療時は国が医療機関側に提供する。

アビガンは、富山化学工業が開発した薬。エボラ出血熱の治療で大きな成果をあげ、世界的に注目されています。今回の新型コロナウイルスにも有効だといわれています。

中国からの渡航を全面禁止しなかったことで、今回の国難を招いてしまった安倍政権。それでもアビガン投与を迅速に決めたことは、救いですね。これで、新型コロナウイルスによる日本の死者数は、おさえられる可能性がでてきました。

というわけで、皆さん「冬来るだ、ジョンスノウ」です。残念ながら、政府はアテになりませんから、自分で自分と家族を守りましょう。

image by: 首相官邸

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【著者】 北野幸伯 【発行周期】 不定期

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