筋トレのプロが指南。年間300ワークアウト達成のための休息のコツ

 

3つ目は完全オフです。もしかすると私もこれが最も苦手かもしれません。予めオフの日を決めてはいても、なんだかもったいないような気がしてしまってトレーニングをしてしまう事が多いのです。そこで、オフの日は単にトレーニングをしない日ではなく、別の用事を入れるようにしています。

一番多いのは、クリニックに行く予定を入れてビタミン注射を打ってもらいます。歯の定期健診の時もあります。歯医者さんではプラセンタを打ってもらったりする事もあります。近くの温浴施設にいって、電気風呂に入ったり薬草サウナに入ったりという場合もあります。

とにかくジム以外に予定を入れてトレーニングをしないような日を意図的に作って、オフにしています。逆に時間がなくてジムに行ってもほとんどトレーニングが出来そうにない日は、無理矢理でもいく事が多いです。その場合は短時間で終わらせるために、一種目だけというトレーニングをしたりします。

例えば、レッグプレスだけを10セットやるとか。レッグプレスはプレートの装着やインターバル時間が比較的長めになるため時間がかかりそうならマシンを有効活用してエクステンションばかりを10セットやるとか、上半身ならペックフライを10セットやるとか、チンニングを10セットやるとか、色々です。以前、アブローラーを10レップ×10セットやった事があるのですが、翌日腹筋の筋肉痛で身動きがとれない程効いていました。

最後に休息は毎晩睡眠という形で誰もがとっています。そのリカバリーが足りないという点が問題なのです。トレーニングをオフにするという発想と同時に、睡眠の質の向上や少しでも睡眠時間を増やしてみる努力も非常に効果があります。たった30分でもいつもより長く眠れたら随分と疲労の回復度は違ってきます。

シャワーから湯船に切り替えるとか、お酒を抜いて内臓を休めるとか、スマホを手放して早々に布団に入るとか、エキストラアミノを使ってみるとか、睡眠への小さな努力が大きな疲労回復の成果に繋がっていきます。

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桑原塾塾長 桑原弘樹は、国内大手食品メーカーでサプリメント事業を立ち上げ、全商品の企画開発に携わる一方、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 日本支部PDAなどの立場で、国内外問わず多くのトップアスリートに直にコンディショニング指導を行ってきた。サプリメントは作るだけにとどまらず、「日本で一番使っているのでは」と豪語するほどのユーザーでもあり、年間300回のワークアウトも欠かさない。サプリメントやダイエットなどの分野で、多くの情報が散乱する昨今。サプリメントを作り、自ら試し、活用法を指導してきた、桑原塾長が、本物で価値あるボディメイク情報を提供すべく、スクランブル発進する!!!

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