工場再開の武漢、賑わい戻る上海。新型コロナ「制圧後」中国は今

 

実際の上海の街の様子

今週もビザ更新の資料が増えたとの事で一度事務所に出社。資料にサインをして提出したのですが、今まで閉鎖していた銀行も営業を再開していました。

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ただ私が見た銀行の入り口には地面に張り紙を付けていました。

前の顧客と1メートル以上の範囲を取るために、立ち位置を制限。と、言うことは室内侵入のお客も制限してクラスター対策をしているようでした。

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この辺の取り組みって日本でも出来ると思うんですよね。

ただ日本を見ていると「発熱の方はご遠慮」「密室空間には集まらないように」など自主性を促す方が多いのですが、外国人も多くなっている・ルールを守らない日本人が増えていることを考えると、温度チェックを率先して行ったり、人が集まらないように手を打つことも念頭に置くことって大切なように感じます。

販売が開始されるマスク事情

中国のECサイトでマスク状況を見てみると、今まではマスクシートのみ販売が目に付きましたが、マスク自体の販売も再開しています。

ただ買い占めを防止するためか、春節前に私が注文した今までは120枚セットや50枚などセット品より10枚や5枚と小分けされたマスク販売が多いこと。

そして価格は春節前と比べると5倍から10倍と強気価格。私が購入した3Mマスクは50枚で128元(2,050円)でしたが、現在は1ランク上のマスクが25枚で600元(9,600円)。

ランクが違うので一概に価格比較はできませんが、それでも販売が開始されたという事は政府からの徴用が解除され、中国自体の復旧が始まっていると推測しています。

やはり全国移動の解除は各省で発症が見られなければ徐々に解除が広がるのでしょう。早ければ4月中旬、遅くても5月かなという感じがしています。

私自身も日本との仕事がテレビ電話などで再開し、引きこもって自己完結型の仕事から動きが出てきた今週。春とともに制限が徐々に解除しているのを体感しています。

image by: atiger / Shutterstock.com

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