獣医師が飼い主に警告。消毒液の成分「エタノール」にはご用心

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ニューヨークの動物園のトラが新型コロナウイルスに感染していたことが判明。世界では、ごく少数ですがペットの犬と猫にも感染例が出ています。飼い主にとって心配は募りますが、人間用の消毒液の使用に警鐘を鳴らすのは、メルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』の著者で獣医師の佐藤貴紀先生です。佐藤先生は、エタノール中毒により命を落とすこともあると、危険性を伝えています。

コロナウイルスに負けるな!シリーズ1「消毒液の注意」

感染の勢いが止まることを知らない「新型コロナウイルス」。先日、人からペットへの感染の2例目の犬の感染と3例目の猫の感染確認されています。まだ、研究段階なので明確に医学的にはわかってはいません。

「うちの子はコロナではないですか?」と動物病院でも多く聞かれるそうです。人からわんちゃんに感染するのかはまだまだ未確定な部分が多いだけに、人間の予防に使われている「エタノール」の使用に注意してほしいのでお伝えしたいと思います。

1)予防の1つと言われている「消毒液」の扱い方について

消毒液には「エタノール」が入っています。「エタノール中毒」になる可能性があります。これは動物にとって「死」にも至る場合がある重要な事です。

大切な事は、ペットが消毒剤を舐めないように注意してほしいです。手を消毒したら、乾くまでは手を舐めさせないようにしてください。万が一、舐めてしまったら、病院に行って下さい。

2)ペットの消毒はどうしたらいいのか?

アルコール中毒になる可能性があるのでエタノールは使えません。お散歩の後は暖かいタオルで拭いたり、ペット用の除菌剤で手足身体を拭いてあげてください。清潔に保つだけでも違います。

●まとめ
エタノールは人間にとって害がなくても、例え大量でなくても犬や猫が摂取すると、場合によっては「死」に至る可能性もあるくらいに危険な液体です。匂いだけでも中毒になるほどです。本当に注意してください。

image by: shutterstock

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