国会議員の出勤率7割減へ。月額129万4千円の歳費は2割程度削減か

2020.04.14
by MAG2NEWS編集部 NK
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与野党は13日、1日あたりの国会議員の出席数を約3割程度に抑え、衆院の委員会開催を1日あたり4つ程度に絞る方針で合意したと毎日新聞などが報じた。期間は緊急事態宣言が出されている間とし、法案などの採決時は除くという。立憲民主党の安住淳両国対委員長は、民間企業にできる限りの在宅勤務を要請していることについて触れ「範を示さなければならない」と述べたとしている。

国会議員の歳費は?

また、自民党の役員会では13日、新型コロナウイルスの感染拡大が収束するまでの期間、国会議員の給与となる「歳費」の一部を削減することを検討していく方針を決めた。削減された分は対策費に充てる。削減幅は公明党や野党と調整するというが、民主党政権時の東日本大震災の際に2割削減をしていたことから、今回の削減幅も「2割程度」の削減と予想されている。

二階幹事長は、「歳費を削減して、国民の国民の奮起、戦うということをしっかり支援していく」とし、「歳費削減には法律が必要で、野党とも十分話し合いをしなければならず、丁寧に進めていきたい」と述べた。

国会議員の歳費については橋下徹氏が「今こんなにもらうのは申し訳ないと思う国会議員は日本の国にはいないのか」と自身のSNSで怒りの声をあげていた。

橋下氏のほかにも、丸山穂高議員も議員の歳費やボーナスについて疑問を呈していた。

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