石田純一はゴルフで感染か。GW前の今考えたい、外出の「必要性」

2020.04.21
by MAG2NEWS編集部 NK
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新型コロナウイルスの感染が15日に発覚した俳優の石田純一(66)が、今月5日に北関東のゴルフ場で感染していた可能性があることがわかったと、スポニチなどが報じている。いわゆる「3密」を避けられているとも思える野外ゴルフ場で、新型コロナ感染の可能性が出てきたことで、どこにでも感染のリスクが潜んでいることを改めて思い知らされる事案となった。「ここなら大丈夫だろう」とゴールデンウイークの過ごし方を計画している方は、今一度考え直してみる必要があるのかもしれない。

北関東のゴルフ場で感染か

スポニチによると、石田は今月2日、北関東のゴルフ場で2組8人でプレー。ラウンド後は食事会をゴルフ場内で行なったという。この食事会の参加者から複数の感染者が出たことが判明した。後から参加した女性2人は先に感染が確認されていることや、石田とプレーしていた男性は石田と同時期に発症したことなどから、女性2人が感染経路となった可能性があるという。ゴルフ場では3月にスタッフから感染者が出ており、3月24日までに消毒作業は終了していた。スタッフの感染は石田の感染とは関係ないと思われるとしている。

野外ゴルフ場は休業要請「対象外」

屋外でのラウンドは相手との距離も取れることなどから、野外ゴルフ場は休業要請の対象外となっている。しかし、今回のレストランのように、ロッカーや浴室、トイレなどは感染のリスクが大きいという落とし穴があった。

迫るゴールデンウィーク

首相周辺は「連休中の外出を我慢できるかどうかが(緊急事態宣言を解除するか延長するかの)カギだ」と語っているという。朝日新聞によると、内閣府が昨年の夏、18歳以上の国民にとった「新型インフルエンザ対策に関する世論調査」では、流行拡大防止のために外出を我慢できる期間は「1週間程度」が36.9%、「2週間程度」が18.9%、「2~3日」が15.4%となっていた。

緊急事態宣言から間もなく2週間。この調査から考えると、7割の方が「我慢の限界」を迎えるころだ。そして、そのおよそ1週間後には多くの方がゴールデンウィークに突入する。自粛疲れや「せっかくの長期休暇だから…」「1日だけなら…」と外出したくなるが、その「不要不急の外出」は、自分や家族、すれ違う人の命よりも大切なのか、今一度、冷静に考えてみる必要があるだろう。

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