麻生派が1000人越えの“密”政治資金パーティー。ネットは怒りの声

2020.07.17
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by 編集部サトシュウ
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麻生副総理兼財務大臣が会長を務める、自民党の第2派閥「麻生派」が16日夜、政治資金パーティーを開いた。新型コロナウイルスの影響で、各派閥は同様のパーティーを秋に予定しているが、「秋解散」の急先鋒である麻生氏は先手を打った形だ。党内で大きな力を持つ二階幹事長、ポスト安倍の岸田政務調査会長や石破元幹事長らも出席した。

1000人超が出席した“密”な政治資金パーティー

場所はホテルニューオータニ「鶴の間」、会費は20,000円、飲食なしで講演のみ。当初は4月に予定していたというから、我慢の末に開催したというところだろうか。

都内のホテルで行われた政治資金パーティーは、従来の立食形式から着席に変更。飲食は提供せず、出席者を収容人数の半分であるおよそ3000人を上限として行われたが、コロナ禍の中で大規模なものとなった。17日付の毎日新聞は「1000人超が出席」と報じていて、広い空間ではあるものの、ソーシャルディスタンスは取られていない。

麻生氏はパーティーの中で「今われわれは、変化に挑戦する勇気を持たなければならない。政権をど真ん中でしっかり支えていきたい」と述べ、安倍政権を支える姿勢を示した上で、「今の憲法で緊急事態に対応できるのか。憲法改正は最も急を要するテーマだ」と改憲を議論すべきだと訴えた。

麻生氏と盟友関係にある安倍首相もビデオメッセージで参加。「自民党総裁として、任期中に憲法改正を成し遂げていきたい」と述べた。

国民はオンラインで対応しているのに…

大学生はオンライン講義を余儀なくされ、劇場での公演でクラスターが発生している中、麻生派のパーティーは今やる必要が本当にあったのか。国民には「オンライン」「テレワーク」を推奨しているにもかかわらず、自分たちはわざわざ一か所に集まる。開いた口が塞がらないとは、まさにこのことだ。

収容人数の半分となる3000人を上限とし、1000人超が参加したというが、写真を見る限り、席の並びや間隔に余裕があるとはとても思えない。むしろ密状態。ソーシャルディスタンスは取られていない。マスクさえしていれば、これだけの大人数を集めてイベントを行っていいというメッセージなのだろうか。

15日付の時事通信によると、今回行われた麻生派のパーティーを皮切りに、8月以降、「研修会」という名の会合が随時行われ、9月17日に石破派、28日は細田派など、自民党役員の任期満了、及び安倍首相の自民党任期満了まで1年となる9月30日を前後に、各派閥のパーティーが開かれる予定だという。

永田町の感覚と我々国民の感覚は一致していないと言わざるを得ない。党利党略を優先するその政治は、とても国民の方に目を向けているとは言えないだろう。

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