松尾貴史さんが安倍官邸の「暴力行為」に抗議。多くのファンから賛同集まる

2020.08.07
by gyouza(まぐまぐ編集部)
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タレントで俳優の松尾貴史さんが、安倍官邸のあまりにナチュラルすぎる「暴力行為」に噛みついた。

松尾さんは6日、自身のツイッターを更新。広島市原爆死没者慰霊式に参列した安倍首相が広島市内でおこなった記者会見場で、追加質問をしようとした朝日新聞記者の腕を首相官邸報道室の職員が掴んだとする報道について、「記者の腕を掴むなどあの周辺にとっては軽微な事なのでしょうか」と、今回の記者への対応に疑問を投げかけるツイートを投稿した。

この松尾さんのツイートに対し、フォロワーからは「どうせなら首相の腕を掴んで欲しい」や「刑事事件だ」といった賛同ツイートが多く寄せられている。松尾さんは、安倍首相の北海道での街頭演説(2019年7月)において、ヤジを飛ばした男女が警察に排除された際のニュースを紹介。自分たちに都合の悪い人々は強制的に排除することも躊躇しない首相周辺の乱暴な姿勢に驚いているようだ。

菅官房長官は「掴んでいないと聞いている」

朝日新聞の報道によると6日、同会見で朝日新聞の記者が安倍首相への質問を続けている最中、司会役だった広島市職員が会見終了を宣言。たった16分間の会見が強制終了し、安倍首相は会見場を後にした。

この際、首相官邸報道室の男性職員が「だめだよもう。終わり、終わり」と制止しながら記者の右腕を掴んだとしている。これに対して朝日新聞は報道室に対して抗議したという。

これに関して菅官房長官は7日の記者会見で、「掴んでいないと聞いている」としており、双方の意見は食い違ったまま。結局、体に触れた事実はあったのかどうかについては明らかにしなかった。

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