調査で判明。国会議員の「異常なFAX好き」が日本のIT化を阻んでいた

 

国家公務員の方々が無駄な働かされ方をしているのは国民の損失でもあります。下記のような実態がまだ残っているのです。

緊急事態宣言下でも、議員レクや党の会議、国会は対面での実施。電話ですむ用件であっても、議員から呼び出される。大臣や議員、省庁幹部が関係する案件は、紙資料での説明が主流。

国会答弁を20セット印刷して付箋でインデックスをつけて複数種類の資料をセットに組み、台車で持ち込み、配布、終了後の廃棄などに多くの手間がかかる。

議員向けの説明のときに、パソコンでメモを取ることは失礼にあたるという文化のためパソコンを使えず紙でメモを取っている。

省内幹部・管理職のITリテラシーが低く、従来の方法を踏襲しようとする。

どうですか。まず、これを変えなければ…と思いますが、何かと国会で厳しく追及する国会議員の意識が一番遅れているのですから、私たちが、声を出していくしかないのです。

また、下記のような声もありました。

コロナ禍でリモートワークになって、平日の夜を家族全員で過ごすことがこんなにも幸せなことだとは思わなかった。「初めてお父さんと一緒に夜ご飯が食べれて嬉しい」と息子に言われ、今まで人並みの親らしい事をしてあげられなくて、申し訳ない気分になり泣いてしまった。

これを読んで、私も泣きそうになりました。

若い人たちがワーク・ライフバランスを実践した暮らしができるように、私たちの世代は、なかなかついてはいけなくても足を引っ張ることだけはしないようにしようと思いました。

image by: slyellow / Shutterstock.com

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【著者】 廣田信子 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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