毎年冬場になると置き場に困るのが、コートやマフラーなど防寒アイテム。外出から戻って脱いで、とりあえずリビングの椅子に引っ掛けてそのまま放置、などという方も多いのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、そんな状況を打破するアイディアをレクチャーしています。
冬のポイ置き防止
さて、本日は秋冬になったら増設するもののお話。
急に寒くなってきましたね。東京でも木枯らしが吹いたとか吹かないとか。冬場になると、夏場よりもソトで着るアイテムが増えますよね。これが実は
- リビングを散らかす要因になる
ことが多いんです。冬用の防寒アイテムといえば
- マフラーやストール
- 帽子
- 手袋
- コート
こんな感じですね。これが、家族の人数分ですから(*゚∀゚*)結構な分量になってしまいます。ところが、これらは
- しょっちゅうポイ置きされる
んですよね。リビングとかソファーとかに( ̄∇ ̄) このポイ置きが起こる最大の理由が
- 帰宅してすぐの置き場所がない
からです。え?クローゼットに入れればいい?ははは(*゚∀゚*)
そうはいかないことくらいお分かりのはずですよ。ソトから帰ってきたばかりのとき、つまり玄関近くにクローゼットはありませんよね。もちろん玄関付近で脱いだあと、クローゼットに持っていけばいいんですが、これが
- 手間
なんですよ、端的に言って。もっと言えば、脱いだコートをすぐにクローゼットに入れるということは、つまり、かなり理想論に近いんです。あ、もっとハッキリ言い換えましょう。
- ムリ
なんです。
家事では、こういうことがよくありますね。正当なやり方・手続きが理想論にすぎず、現実にはほとんど誰も実行できないってヤツ。こういうときに、努力で理想論を実現しようとすると
- すっっっごくストレス( ・_・;)
になるんですよ。そりゃそーよね。ほとんどできないことなんだから。
なので、ここでは理想論を捨てましょう。現実的な解決策を考えるんです。つまり
- 玄関近くにコートなどの一時置き場を作る
ことです。もう、これしかありません。あくまで一時置き場なので、それほど大きな広いスペースである必要はありません。いつも使う防寒具をちょっと置いておければいいだけです。
ウチの場合、あまり冬用の帽子は被りません。また、オットは手袋が嫌いで、結婚してから一度も着けたことがありません。しかも、近所用のコートは家族全員が化繊の薄手のものが好みです。こうなると、自ずと確保すべき広さが決まりますよね。最少にするなら多分
- コートフックが人数分あればOK
ですね。ウチの場合。
アイテムの分量は、各家庭で違うでしょう。ですが、玄関近くにこの防寒アイテムの置き場所を確保しないと、秋冬のシーズン中ずっとこのアイテムが散らかることにイライラしなくちゃなりません。
なので、多少インテリア的にイマイチに思えても、このスペースを確保するようにしてください。不可能なことを毎日イライラしながら言い続け、やり続けるより、ずっと精神衛生上イイですから。
また、ソトで身につけたものには、汗や皮脂、ソトのホコリなどがついています。これを家の奥深くに持ち込まないためにも、しばらくの間は、クローゼットにしまわない方がいいんですよ。
冬場のポイ置き防止には、それにふさわしい一時置き場を。家族全員にとってやりやすいことが、家事では一番大切ですよ。
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