女子中学生に電車内で体液かけ「半ズボンだったので」現役の変態教頭を逮捕

2020.11.10
by tututu
shutterstock_1506223892
 

電車内で女子中学生に体液をかけたとして、神奈川県警多摩署は9日、同県伊勢原市立桜台小学校教頭、武井雅典容疑者(59)を逮捕した。10日、読売新聞などが報じた。調べに対し、教頭は「半ズボンだったので、かかってしまったのかもしれない」と供述し、容疑を否認しているという。

女子中学生に体液かけた教頭「半ズボンだったので」

聖職者が呆れた言い訳だ。武井容疑者は今年9月16日、混雑する小田急線の車内で川崎市麻生区に住む中学1年の女子生徒(12)の手首付近に自分の体液をかけた疑いが持たれている。

【関連】ロリコン教師、なぜ逮捕後に教壇復帰?40歳年下女生徒に欲情、学校教育最大の暗部

武井容疑者は行為をしたこと自体は認めているが、半ズボンを履いていたからという理由で体液がかかってしまったと理由を述べ、容疑を否認しているという。

武井容疑者が教頭を務める伊勢原市の小学校のホームページは、アクセスはできるものの、「ご迷惑をおかけしますが,復旧までしばらくお待ちください」と表示され、閲覧できなくなっている。

教師という仮面を被った性犯罪者

現役の小学校の教頭が、電車内で女子中学生に暴行をするという信じがたい事件。

被害に遭った女子中学生はどれほど怖かっただろうか。報道では、下車した駅で女子中学生が泣いていて、それに気づいた駅員が110番したという。

武井容疑者は体液がかかってしまったのは半ズボンを履いていたからと述べたというが、もちろんそれが問題ではない。混雑する電車内で下半身を露出すること自体が犯罪であるし、体液を放出するなどもってのほかだ。現役の教頭が聞いて呆れる。

容疑者本人にとっては「出来心」でも、女子中学生にとっては一生モノのトラウマともなりうる最悪の出来事。もう電車に乗ること自体ができなくなってしまうかもしれない。

ここ数年、わいせつな行為をして懲戒免職になる教師が増えている。その背景には、教師に対する処分の甘さ、さらに、たとえ教師をクビになったとしてもすぐに復帰することができるという任用制度の問題などがある。

武井容疑者の逮捕を受け、県の教育委員会は「事実を確認した上で厳正に対処する」とのコメントを発表。厳重な処分が下されるのは当たり前で、世間の常識からすれば懲戒免職は避けられない。甘い処分が許されるはずがないのだ。

教師としてのモラルはどこへいってしまったのか?これ以上、教師が生徒を傷つけるようなことをするのはやめてほしい。

image by : shutterstock

print
いま読まれてます

  • 女子中学生に電車内で体液かけ「半ズボンだったので」現役の変態教頭を逮捕
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け