政治家・森田健作の功績と汚点「熱血漢」のイメージはなぜ消えたか?

 

*2016年12月。五輪の費用負担を巡って、都と都外の開催10道県の対立が生じる。仮設整備費を巡って決着は2017年2月。

2017年2月23日付
「2020年東京五輪・パラリンピックの仮設施設の整備費について、小池百合子・東京都知事が22日開会した都議会で初めて「負担受け入れ」を表明した。」森田知事は、「(これまでの)約束に沿ったもの。約束をしっかり守っていただきたい」と強調したという。

*3期目の知事選で、対抗馬となった浦安市の前市長松崎氏は、森田知事を「今の知事は市町村に寄り添わなすぎる」と批判。背景には震災対応の問題があった。浦安市は6年前の大震災時、広範囲で液状化被害が出たが、市長だった松崎氏は昨年10月に立候補の検討を明らかにした際、当時、知事がなかなか現地入りしなかったと批判した。

*1期目以来の肝いり政策「アクアライン交通料金を800円に引き下げる」を巡り、2019年度から3年間、800円を維持することで国交省と調整。

2019年5月25日付
「陸自の輸送機オスプレイを木更津駐屯地に暫定配備する方針が24日、地元の千葉県木更津市に正式に伝えられた。防衛省は「暫定」的な措置だと強調したが、期間などは明かさなかった」ことについて、欧州外遊中の森田知事は、「地元への説明がないまま、報道が先行する事態が繰り返された経緯を踏まえ、信頼関係を築くための対応を求めた。防衛省には速やかにしっかりと対応していただきたいと思います」とコメント。懸念を示す住民からは「県は県民の生活環境などを守るため、防衛省からの情報収集などに積極的に役割を果たして欲しい」と県及び知事に注文。

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