誰が「安倍前首相を逮捕せよ」の大号令をかけたのか?黒幕候補4つ

2020.11.25
by gyouza(まぐまぐ編集部)
 

黒幕その2:アメリカの意向による「安倍切り」か?

今回の安倍「桜ゲート」が再浮上したタイミングを思い出してみたい。11月3日の米大統領選挙で民主党のバイデン候補が勝利確実となり、トランプ敗北が決定的となった11月中旬トランプ側が権限移譲を認めたほぼ同時のタイミングで、誰もが忘れかけていた「桜」前夜祭の問題が出てきたのである。

つまり「トランプの親友」を自称してやまない安倍氏は、アメリカにおける政治力学の変化によって「用済み」にされた可能性があるということだ。バイデン勝利の結果で一気に空気が変化し、アメリカ(米軍)が、もはや安倍氏を守る必要がなくなったと考えても不思議はないだろう。

トランプが表舞台から去るタイミングがやってきたのであれば、彼を支持しつづけた安倍氏もまた消える運命なのかもしれない。

黒幕その3:東京地検特捜部か?その真意は…

今回の疑惑を積極的に報じているメディアを見ると、毎日、朝日、東京あたりは言うに及ばずだが、ここに読売とNHKという政権忖度2メディアがスクープしたという事実が入ってくるから事は穏やかではない。特に安倍氏の「詳しくは読売新聞を」過去発言でもわかるとおり、何かにつけて安倍氏を援護射撃してきたあの読売が、今回の件をスルーどころかスクープしたことは瞠目に値する。

と考えると、今回の件の「リーク元」はどこなのか? 官邸内部の関係筋ではないとすると、東京地検特捜部からという可能性も否定できない。

東京地検特捜部は「アメリカの出先機関」などと表現されるように、その成り立ちからもアメリカ(米軍)と深い繋がりがあると言われる。前述の「アメリカから切られた」説にも繋がるが、地検内部には安倍氏の“悪行三昧”に手をこまねいている現状を快く思わない勢力がいたという指摘も一部では出ている。

これが正しいと仮定するならば、ここで2つの可能性が浮上する。

ひとつは、東京地検特捜部が、アメリカのお墨付きを得たうえで本気で安倍氏を潰しにきている可能性。

もうひとつは、アメリカが大統領選を境に政治的な混乱に陥っている今のタイミングで、トランプがまだ大統領のうちに、安倍氏「不起訴」の既成事実化を狙って動いているという可能性だ。

黒幕その4:「国民投票法」を通すための与野党合作プロレス説

「私は知らない、秘書がやった」は、新旧を問わず政治家お得意の「蜥蜴のしっぽ切り」という逃げ口上だが、安倍氏の場合、ここまで長きに渡って自身の後援会の有権者たちへ便宜を図ってきたことを、当の本人がまったく知らなかったとはにわかに信じがたい。となれば、さらなる動かぬ証拠が出てくれば、現実的には「前首相逮捕」もあり得ない話ではない。

一部では、26日にも採決がおこなわれる「国民投票法」を通すため、与野党で口裏を合わせたプロレス(やらせ)ではないか、とも囁かれている。「国民投票法」に反対しない代わりに、野党へ「安倍氏の首」を差し出した、という訳だ。

安倍氏が本当に起訴されるか否かは現時点では不明だが、彼が妻・昭恵氏と住む自宅の「警備」が緩くなっているかどうかが意外にも目安となる可能性はある。もし、自宅前の警備が厳重ではなくなっていたとすれば「逮捕のXデー」はそう遠くないのかもしれない。

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by:安倍晋三公式Facebook

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