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上白石萌音の知られざる魅力。芸能人姉妹に見る「勝ち負け」の明暗

毎週火曜日22時から放送されている連続ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)が好調を維持している。初回視聴率は11.4%、第2話も11.3%とほぼ下がることなく二桁を維持。同枠で1年前に上白石萌音(22)&佐藤健(32)で放送された『恋は続くよどこまでも』と同じ視聴者層を狙ったが、これが大当たりした形だ。両作で主演を務める上白石萌音はなぜ人気があるのか?そこには広く支持を集める、彼女ならではの独特な魅力があった。

上白石萌音は「女に嫌われる女優」

上白石萌音は、世間一般がイメージする「美人女優」とは少しタイプが違う。群を抜いてかわいいとする声は少ない不思議な女優だ。

実際にネット上でも「何で上白石萌音が人気あるのかわからない」「女優なのにまったく華がない」「顔が地味。田舎くさい感じがする」など、なかなかの言われようだ。

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特に女性層から否定的な意見が出ていて、上白石はいわゆる「女に嫌われる」女優。アンチの数はかなり多い。

これは昨年の1月クールに放送されたドラマ『恋は続くよどこまでも』が影響しており、人気俳優の佐藤健と王道の「壁ドン系」ラブストーリーを演じ、健ファンから嫉妬されてしまったことが原因。

ドラマ放送中は「健とイチャイチャしないで」「何か上白石萌音むかつく」「上白石萌音だったら私の方がかわいい」といった声が上がっていた。

その一方で、男性の中には上白石の飾らない等身大の姿に親近感を寄せる人が増えている。

一般的に女優は高嶺の花で、手の届かない存在というイメージだが、上白石は「その辺にいそう」感がある。むしろ、その辺にいる女性の方がかわいいかもしれない。

しかし、それこそが上白石萌音の魅力であり、他の女優とは一線を画すところなのだ。演じる役どころも抜群にマッチしている。

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佐藤健は『恋つづ』が放送されていた期間、ドラマの前後でライブ双方向配信アプリ『SUGAR』を使用し、配信していた。

その中で、社会学者の古市憲寿とシンガーソングライターのジャミールとトークした際、「どんどん主人公がかわいく見えてくる」とジャミールが語ると、「そういうこと言うなよ。最初からかわいいから」と発言。上白石を擁護した。

しかし、良かれと思って発言したこの佐藤の優しさが、“上白石萌音アンチ”の女性をまた増やしてしまったことは間違いない。

イメージとは違う上白石萌音の人物像

上白石萌音はその見た目から、「しっかりしている」「きれい好き」というイメージがあるが、まったくそんなことない。実は“片付けられない女”で、部屋はかなり散らかっているという。

現在は都内で妹の上白石萌歌(20)と二人暮らしをしている上白石姉妹。かつて出演したバラエティ番組の中で自宅を披露した際には、とてもきれいに片付けていたが、実際は姉妹揃って散らかし放題。

というのも、上白石は女優として多くの作品に出演する一方、都内の有名大学に通う現役女子大生でもある。

ただ在籍していればよいという生ぬるい学部ではないようで、課題の提出や出席を求められる授業が多いなど、この大学の中でもかなり厳しいことで知られている。

上白石は仕事と学業との両立に苦しみ、部屋の片付けどころではないというのが本音だろう。定かではないが、上白石は1年留年してしまったという情報もある。

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芸能人の特権をいかした推薦ではなく、一般受験で合格したという有名大学だけに、この3月で何とか卒業したいと思っているだろう。

色恋沙汰や浮いた話もなく、ひたすら仕事と学業に明け暮れる毎日で、とにかく時間がない。上白石萌音には良い意味で芸能人らしさがまったくないのだ。

佐藤健もドン引きする日本酒ガバ飲み“酒豪”女優

上白石萌音がイメージと違うのは「片付けられない」だけではない。「純粋」「無垢」「素直」など、か弱そうな言葉が浮かぶ上白石だが、実は見かけによらずかなりの酒豪。

芋焼酎の本場・鹿児島出身だけあって、お酒を飲んでもまったく変わらない。『恋つづ』のスタッフらと焼肉へ行ったという佐藤健は、そのあまりの酒豪ぶりに驚いたと言われている。

酔っ払って呂律が回らなくなったり、記憶をなくすようなことはまずない。顔色ひとつ変わらないといい、担当マネージャーからも「萌音はいくら飲んでもよい。セーブしなくて大丈夫」と不思議なGOサインが出ているという。

また、日本酒に含まれる成分に美肌効果があるとして、“日本酒美容法”を実践。「おいしくてキレイになれるなんて最高」と、日本酒をガバガバと浴びるように飲んでいる。

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世間が想像するイメージとは全然違う一面を持つ上白石。こうした意外な一面をもっとアピールしていけば、男性ファンだけではなく、女性層からの支持も広がっていくに違いない。

広瀬姉妹に有村姉妹 必ず“優劣”がつく姉妹芸能人

ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』で主演を務めるだけではなく、今年下半期のNHK『カムカムエヴリバディ』で深津絵里、川栄李奈と並んでトリプル主演することが決定。

また、2月から放送が開始される大河ドラマ『青天を衝け』でも、江戸幕府第13代将軍・徳川家定の正室、篤姫を演じる上白石萌音。まさに大活躍の一年となりそうだ。

そんな上白石だが、実は『第7回東宝シンデレラ』でグランプリを獲得したのは妹の萌歌。姉の萌音は審査員特別賞だった。

実際に先に注目されたのは萌歌の方で、ドラマ『義母と娘のブルース』や大河ドラマ『いだてん』などに出演。当初は萌歌の方がだいぶリードしていたのだ。

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その後、萌音もアニメ映画『君の名は』の女性主人公の声優を担当したり、『恋は続くよどこまでも』で主演を演じて一気に大ブレイク。今では萌音の方が評価が高いといっても過言ではない。

芸能界にはこうした“姉妹芸能人”が複数存在していて、最初は同時に出てきたとしても、徐々に差が付き始めたり、優劣や勝ち負けが目立ってきてしまう。

その代表例といえば、広瀬アリスと広瀬すず姉妹。

すずは2019年前期の朝ドラ「なつぞら」でヒロインを演じたり、映画『ちはやふる』で主演するなど、若手女優の中では頭ひとつ抜きに出た存在。その実力は広く認められている。

一方、アリスはすずの姉として出てきた、当初はおまけのような形だった。しかし、アリスはトーク番組やバラエティ番組でぶっちゃけコメントやトーク力の高さがうけ、徐々に人気を博していった。

今では毎週木曜日22時から放送されている連続ドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)でヒロインを務めるまでに成長。先を進んでいた妹を猛追し、その差は縮んできている。

また、有村藍里と有村架純も姉妹で芸能活動をしている2人。

こちらは妹の架純が朝ドラ『あまちゃん』でブレイクすると、その後は飛ぶ鳥を落とす勢いで大活躍。後追いで芸能界に入ったものの、あっという間に姉を追い抜いてしまった。

架純の清純キャラとは対照的な“ブスキャラ”で藍里は売っていくものの、なかなか芽は出ない。整形をして話題作りをしてみるものの、妹との差は開く一方だ。

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いくら姉妹とはいえ、厳しい芸能界の世界ではどうしても差がついてしまう。果たして、上白石姉妹はこれからどうなるのか?女性層からの支持を姉妹で取り合えば、おもしろい勝負になるかもしれない。

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image by : 上白石萌音オフィシャルサイト

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