夢で良かった…。悪夢が私たちの心にもたらす「重要な役割」

 

「心外」と心外による「逆転」

「心外」から逆転で元に戻ることは、別に「前より良くなった」というわけではありません。元と同じ位置です。それでも人は「成長した」「乗り越えた」という気持ちになれるため、ポジティブな効果が期待できます。

夢の話もそうです。普段の生活と変わらないような夢を見続けていれば、起きたときに感情の変化も起こりません。悪夢を見て起きたときに「ああよかった」とポジティブな気持ちを感じられるのでしたら、とても意味がある夢だったのだと考えていいでしょう。

人生というのは刺激がたくさんあるほど快活になります。例えば、ゲームはキャラクターが死にそうになったり、様々な困難を与えられるにも関わらず、多くの人が買い求めていますね。これは、ゲームの中での「上下動」を人間が幸せだと思えるからこそですね。最終的に何かをゲットしたり、元通りになった、という中で幸せを感じるのです。

ですので、皆さんが普段の生活でうまくいかないこと・ムカつくことがあったとしてもそれは「損した」ではありません。そこから元の正常な生活に戻ることができれば、「勝利」や「成長」を感じられるでしょうし、人生を輝かせることにもつながるんですよ。

今回のお話が、ネガティブな気持ちになったときのヒントとなれば幸いです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

image by: Shutterstock.com

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「100億円手に入れた人と、事故で重傷を負った人。半年後により幸福を感じていたのは、どっちだと思いますか?」。この中に、あなたの知らなかった驚きと感動がある。恋愛と仕事を成功させる秘訣。悩む前に、1号だけでも読んでみてくださいね。

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【著者】 大和まや・ゆうきゆう 【発行周期】 週に1度、宝石が届きます。

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